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2009年06月11日

携帯電話市場における提携と競争


携帯電話料金の値下げは、
3G技術の展開の背景において当然の事である。
合理的な料金は3Gの生き残りに対する決定的要素である。


ベトナム国内のテレコム市場は、
携帯電話会社及び機材供給会社の間の競争を高める。
この競争は、今年4月、情報通信省が
3G技術の導入を正式に許可した後に始まった。

まず、携帯電話会社と機材供給会社の提携について、
MobiFoneとNokiaは、6月9日にNokia N97を購入する人に対し、
特別なデータパッケージを提供することを発表した。

Mai Van Binh-MobiFone副社長は、
「Nokia:集まりの紀元-2009年世界連携」のセミナーにおいて、
MobiFoneが顧客に3G技術のサービスを提供するために、
引き続き幅広くNokiaと協力すると確認した。

現在Nokiaは、ベトナムで携帯電話販売市場の
60%のマーケットシェアを把握している。
また、現在販売されているNokiaの機材は
全て3G技術に適応している。

6月8日、Vietnamobileを運営しているEVN Telecomと
Hanoi Telecomは、3G技術導入の最初の3年間で、
最良のサービスを提供するために5000箇所の
発送信センターを建設、約6兆ドンを投資予定。

携帯通信市場では各会社間の提携と共に、
企業間の競争もある。

まず、Viettelは6月1日より新しい携帯電話料金を適用し、
新料金は元の料金より最大30%値下げした。
次いで、MobiFoneとVinaPhoneも
6月3日より電話料金を値下げ。

MobiFoneの値下げは最大30%、
VinaPhoneは6月5日より全ての料金を平均21%値下げした。
Viettel、MobiFone、VinaPhone等の大携帯通信会社が
争って料金を値下げする事が、
中小企業の営業活動に影響を与える。

Ho Hong Son-CDMA S-Fone社長は、
今回の大企業の値下げキャンペーンが
マーケットシェアの小さい会社、
まだ正式に参加していない会社に
大きく影響を与えることを懸念する。



サイゴンエコノミックスタイムズ 2009年6月10日

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