ブルーチップ ベトナム投資ニュース

Phung Dinh Thuc－Petro Vietnam代表取締役社長によると、
ベネズエラ側が撤退する原因は、
完成する予定の工場に供給する原料の調達が、困難になっている一方で、
Petro Vietnam側は政府から認可された計画通りの早期に、
展開を考えているため。
そのため、Petro Vietnam役員が中心となって、
ベネズエラ側との話を行い、
投資に関する交渉を中止することを要請した。

Petro Vietnam役員によると、現在、
同社の第3石油精製工場の建設に参加を希望している外国企業、
（マレーシアのPetronas、アラービアのIPICグループ、
シンガポールのTrafigura会社）とも交渉が進んでおり、
投資案件を実施するための合弁会社を設立予定となっている。

交渉が順調に行われた場合、今年末にPetro Vietnamは、
外国パートナーの投資計画の合意書を締結する予定。

情報によると、ベネズエラとのパートナーが確定される前、
この件に関心して、参加を希望する外国企業もあった。
それらはShaw Stone & Webster International Inc、
Gannonグループ（アメリカ）、
Shell (オランダ・イギリス)、
SCGグループ（タイ）、
GS Group (韓国)など。ただし、これら企業はすでに撤退している。

第3石油精製工場の生産能力は、
年間1,000万トンにのぼる設計がされている。
この計画は首相から2006年9月に認可を受けている。
投資方式は外国合弁、又は100％外国投資、
又はPetro Vietnamの100％投資となっている。