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2010年04月08日

日産 ベトナム初の現地生産モデルを発売


ベトナム現地合弁会社「ベトナム日産会社」(NVL)は
4月5日、ベトナムで初めての現地生産車となる
7人乗りMPV「Grand Livina」を発売すると発表した。


生産は、
ベトナムモーターズコーポレーション(VMC)に委託され
NVLにより販売される。
VMCはNVLへの出資提携はしない。

Grand Livinaは数年前に中国で販売されたが、
ベトナムはこのモデルが販売される8番目の国となる。

Grand Livinaは4色で、
希望小売価格は6億1100万9千VND~6億5875万9千VNDの予定。

これまで日産自動車は
100%輸入の小規模体制で販売していたが、
今後3年間で、ベトナム市場シェアの5.5%を目標とした。
現地生産モデル3車種を含む8車種以上を
ベトナムで販売する予定である。
現地生産モデル以外の車種は輸出もされる。
設立1年目の2010年度販売目標は、2000台としている。

NVLは日産自動車と
デンマークの Kjaer Group A/Sの合弁会社で、
2008年11月に設立、同年12月に営業を開始し、
資本金は1000万USD(Kjaerグループ 74% 日産自動車 26%)。
各代理会社を通じて完成車、部品などの輸入
および現地での販売事業を担う。

14年前、日産自動車はベトナムへの投資許可を承認され、
その申請総額は1億1千万USD。
投資目的は、ベトナムにおける工場建設だった。
しかし、投資は実現されなかったため、
投資許可は取り消されたが、
この3年間で日産自動車の役員が
投資環境を調査し現地を訪れており、
以前の計画が再始動することも期待されている。


サイゴンエコノミックスタイムズ 2010年4月7日

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