ブルーチップ ベトナム投資ニュース

新しい情報によると、数社の国営企業が大幅な赤字になった。

2008年の会計監査結果によると、
88％の企業（161／183）が黒字で、国営公社20社の税引き前利益は
16兆6000億VND以上に達した。

税引き前の利益／売上の比率は平均11.14％に達し、
税引き前の利益／株主資本の比率は32.14％。
税引き後の利益／株主資本の比率は平均23.48％だった。

大幅な赤字となった企業は、
建設機材製造公社（2008年12月31日までの累計赤字が390億VND）、
第6交通インフラ整備公社（同680億VND）等の企業である。

コーヒー公社は1990億VNDの黒字で報告したが、
累計5250億VNDの赤字である。

多くの国営会社では財政管理が弱い。不良債権が存在している企業は、
南部食料品公社（560億VND）、ハノイ建設公社（512億VND）、
Viettel商業・輸出公社（790億VND）等である。

特に、子会社に対して独立会計制度を適用した企業もあったが、
内部監査が積極的に行われず、大きな借金が存在し、回収の可能性も低い。

例えば、建設機材製造公社は、不良債権が1186億VNDあり、
内部の出資が予算をオーバーして担当幹部が転勤したため、
回収の可能性が非常に低い。

第6交通インフラ整備公社も464億VNDの不良社債を持ち、
280億VNDの不良社債準備資金を引き当てた。

他の分野に投資している企業は10社。
例えば、南部食料品公社が保険分野に268億VND、
Vietcombank及び他の企業に950億VNDを投資した。
林業公社はBao Viet証券株式会社に800億VNDを出資、
Ben Thanh公社が証券・銀行分野に2430億VNDを投資した。

国家予算への納税も配慮すべき問題で、
殆どの企業が納税を正しく申請しなかった。