EVN 100VND投資でも利益は1VND
国家監査委員会は、ベトナム電力グループ(EVN)の
2010年会計監査報告書のチェックを完了した。
全体的には、EVNは赤字となり、電力以外の分野に
投資した金額は数兆VNDに達したが、
投資効果はなかった。
EVN親会社の長期的財政投資総額は
2010年12月31日までに、5兆VND近くに達し、
うち90%は子会社への投資であった。
残りは提携企業及び他の長期的投資先への
投資だったが、利益は5400億VNDに留まり、
利益/投資総額の比率はわずか1%となった。
EVNは営業分野以外に2兆1000億VNDを投資。
中でも、不動産、保険、銀行、財政分野への
投資総額は、株主資本の3.27%を占めた。
これらの分野は現在、特定の問題に直面しており、
投資利益が出ていない。
さらに、EVNのテレコム分野への投資も
大きく赤字になっている。
EVNが電力通信分野(EVN)に100%投資。
2010年12月31日まで2兆4420億VNDを投資したが、
2010年の売上は前年より42%減となった。
この3年間で、EVN Telecomの売上は急減し、
2008年に938億VNDだった売上は、
2009年には83億VNDになり、
2010年には1兆50億VNDの赤字になった。
ただ、EVNは2006~2008年の端末装置の投資総額、
1兆260億VNDを活動経費に入れておらず、
EVN直属の各電力企業に移している。
2010年までに返済すべき借金は200兆VNDで、
EVNの資本の80%を占める。2011年6月30日までに
ベトナム石油グループに支払う必要のある金額は8兆8600億VND、
ベトナム石炭鉱山グループは1兆2000億VNDとなっている。
2010年のEVNの赤字は8兆4000億VNDを達し、
利益/株主資本が(-) 14.8%、
利益/総資産が (-) 2.78%となっている。
電気生産販売活動は2010年に10兆5000億VNDの
赤字となった。2010年に水が不足し、
各発電所がオイルを調達しなくてはならなくなり、
EVNネットワーク以外から平均価格の3~4倍で買収。
燃料価格、為替レート変動、発電所の活動開始遅延などで、
オイルを高く調達しなくてならないことが、
赤字の原因となっている。
Sanotc.com 2011年12月19日
2010年会計監査報告書のチェックを完了した。
全体的には、EVNは赤字となり、電力以外の分野に
投資した金額は数兆VNDに達したが、
投資効果はなかった。
EVN親会社の長期的財政投資総額は
2010年12月31日までに、5兆VND近くに達し、
うち90%は子会社への投資であった。
残りは提携企業及び他の長期的投資先への
投資だったが、利益は5400億VNDに留まり、
利益/投資総額の比率はわずか1%となった。
EVNは営業分野以外に2兆1000億VNDを投資。
中でも、不動産、保険、銀行、財政分野への
投資総額は、株主資本の3.27%を占めた。
これらの分野は現在、特定の問題に直面しており、
投資利益が出ていない。
さらに、EVNのテレコム分野への投資も
大きく赤字になっている。
EVNが電力通信分野(EVN)に100%投資。
2010年12月31日まで2兆4420億VNDを投資したが、
2010年の売上は前年より42%減となった。
この3年間で、EVN Telecomの売上は急減し、
2008年に938億VNDだった売上は、
2009年には83億VNDになり、
2010年には1兆50億VNDの赤字になった。
ただ、EVNは2006~2008年の端末装置の投資総額、
1兆260億VNDを活動経費に入れておらず、
EVN直属の各電力企業に移している。
2010年までに返済すべき借金は200兆VNDで、
EVNの資本の80%を占める。2011年6月30日までに
ベトナム石油グループに支払う必要のある金額は8兆8600億VND、
ベトナム石炭鉱山グループは1兆2000億VNDとなっている。
2010年のEVNの赤字は8兆4000億VNDを達し、
利益/株主資本が(-) 14.8%、
利益/総資産が (-) 2.78%となっている。
電気生産販売活動は2010年に10兆5000億VNDの
赤字となった。2010年に水が不足し、
各発電所がオイルを調達しなくてはならなくなり、
EVNネットワーク以外から平均価格の3~4倍で買収。
燃料価格、為替レート変動、発電所の活動開始遅延などで、
オイルを高く調達しなくてならないことが、
赤字の原因となっている。
Sanotc.com 2011年12月19日