ブルーチップ ベトナム投資ニュース

2011年12月9日、Yahoo!はベトナムの消費者に対する携帯電話を介しての
インターネット利用習慣についてまとめた調査結果を発表した(Yahoo!Net Index)。
結果は前払いの携帯電話サービスを提供しているMobiFoneが現時点で一位だった。
Yahoo!は携帯電話市場の調査結果も発表しており、それによればMobiFoneは
ベトナムでは上位にランクされる携帯電話サービスを提供する会社であり、
マーケットの60％を占めている。これを追いかけるのがViettelであり、全体の
26％を占める。VinaPhone (11%)とVietnamobile (1%)が後に続いている。

だが、この情報はすぐに物議をかもした。Yahoo!はMobiFoneがベトナムで最大の
携帯電話サービス提供会社（シェア60％）であると発表したが、サービス分野の
具体的な説明がないため、誰もが様々な観点で議論を交わしている。

この問題を解決すべく、Yahoo!は再度情報を訂正し、読者がYahoo!の研究調査結果を
具体的に理解できるように説明し、「Yahoo!の携帯電話インターネット利用者の
分析結果ではMobiFoneの利用者が最も多く（全体の60％）、次いでViettel（26％）、
VinaPhone（11％）、Vietnamobile(1% )」とした。Yahoo!の代表者によると、この
研究調査は直接的なインタビューによるスタイルで実施され、ハノイ市、Da Nang市、
Ho Chi Minh市、Can Tho市の15～54歳のインターネットユーザーに対して行った。

毎年のYahoo! Net Index調査はベトナムで最も信頼性の高いKantar Media Vietnamと
協力して行われた。Kantar は世界で市場関係の専門的な情報・知識を提供することで
有名な会社である。同社は世界50カ国の2万2,000人の顧客に商品とサービスの提供を
行っている。研究結果によるとベトナムは東南アジアで携帯電話インターネット普及の
スピードがマレーシアに次いで2番目に速い国である（全体の60％を占める）
ベトナムにおける携帯電話のインターネットユーザーは主に15～24歳の男性であり、
常に格安smartphone の携帯電話（1台200万VND～400万VND)を使用している。
このSmartphoneは安価だがインターネット接続が早く、電話やメッセージの送受信も早い。
ベトナムは東南アジアで携帯電話のインターネット使用料が最も大きい（月平均24USD)。
Yahoo!の調査によると、インターネット接続で一番多く利用された電話はNokiaで（51％）、
以下Samsung (16%)、LG (7%)、Apple (6%)、Sony Ericson (5%)、Q-Mobile (4%) 、
そしてBlackberry (3%)となっている。