止まってしまう!! という事実
タイトルのとおり、ここハノイでは(ホーチミンもでしょうか)
いろんなものが止まってしまいます。
「日本は何と便利な事か!」
頭では分かっていたつもりでしたが
この地へ来て、それを実感しています。
先にも載せましたが、今年のハノイは異常な寒さでした。
そんな中
気温が10度以下になると、小学校はお休みだったようです。
これは、気温は日本と同じでも
体感温度(湿度の違い)や、暖房の設備状況に対する
大きな違いもあります。
今回の写真は、先日数日間
ある信号が黄色になったまま、復旧しなかった時のものです。
(もちろん、それに動揺する様子もなく
バイクの流れも止まることはありませんでしたが)
まれに、完全に作動していないときもあります。
ここハノイでは、停電が非常に多いです。
例えば、社内で停電になってしまうと
暑い夏でもクーラーを使う事ができず
オフィスは蒸し風呂状態です。
もちろん、インターネットも止まってしまいます。
こんな時は皆、仕事にならなくなってしまうのですが
そんな中、外で仕事をする人々には
本当に頭の下がる思いです。
一般的に、仕事や学校を終えてから夜間の学校に通い
自分の仕事関連やそれ以外の事を勉強し
将来のためのスキルアップに繋げようと
努力しているベトナム人は非常に多いのですが
そこで停電になってしまうと
その日の授業は終わってしまいます。
さて、この停電ですが、特に電気需要の多いこれからの時期
計画的に止めてしまうこともよくあります。
計画は事前に知らされるらしいのですが
ベトナム語の分からない私にとって、これは結構痛いです…。
水も同様で
トイレに入り、いつものように手を洗おうとすると
水が出ない!! こんなこともあります。
ベトナムで生活をするにあたり
状況を知った上で来たつもりですが
さすがにこれには参ってしまいました。
水の出る時間帯、何かに溜めておかなければなりません。
スイッチを押せば電気が通る
蛇口をひねれば水が出る。
それは当たり前ではなく、まず「ある」ということに対し
対処していかなくてはなりません。
例えば、最近のベトナム株のニュースには
需要が供給に追いつかない、という記事がちらほらあります。
理由は様々ですが、これは株に限らない部分もあるようです。
今回は、少しリアルな話をしてしまいましたが
こんな事は物ともせず
ベトナム人は、非常にポジティブでエネルギッシュです。
これは、日々の生活の中で充分感じています。
ところでここ数日、家のシャワーの出が悪いのですが…。
渡辺 弥生