噂好きと恋愛事情
ハノイで週末だけ行われる、ナイトマーケットの準備風景です。
先日、古い会社のベトナム人スタッフのうちで、ご飯を食べた。
12時からご飯を食べ始め、4時までコンスタントに食べ続ける、
恐るべき、ベトナム人スタッフたち。
そして、その間の会話の80%が噂話。
いやー、本当にベトナム人は噂好きだ。
以前に、ここベトナムで働いてた会社は、
5000人規模の大会社。
本当に、いろいろな人がいて、
それだけいると、ベトナム人としては、
かなりの高給取り(と言っても、20歳後半ぐらい)がいて、
そういう人には、もれなく同じ部署に、
奥さんとは別に、愛人がいたりする。
やはり、経済力があるのは、
魅力があるようで、
中には、女の子にいろいろ貢いでいたりする人もいるのだが、
おもしろいのが、買ってあげるものが、
バイクはなんとなく分かる。
エアコン、これもなんとなく分かる。
これに、家の修復費や学費なんかも入ってきたりする。
そして、噂好きは、止まらず、
あの人とあの人は、昔付き合っていたとか、
あの二人は、昔、一人の女を取り合っていて、
しかも、三人で仲良くホテルに行ったとか、
どこだよ、噂の出所は?ということまで。
日本の「女3人集まったら、姦しい」のように、
ベトナムにも、「女二人と鴨1羽」ということわざが
あるようで(細かいところはちょっと違うかもしれないが)
女二人と鴨一羽がいたら、
まるで市場のようにうるさいという意味らしい。
たぶん、昔は娯楽がなかったので、
噂が一番の娯楽だったのではないだろうか。
それが、国民性に刷り込まれているように思う。
株式会社ブルーチップ・コンサルティング 渡辺
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