ハノイの冬の味
暑い国と思われがちなベトナムだか、
北部には冬がある。
地方によってやや違うが
バンの木が葉を落とした風景が
ハノイの冬の面影だ。
もちろん、冬の味覚もある。
焼トウモロコシ、ゆでタニシ、キャウノンなどが
人気だ。
焼トウモロコシ
炭火のコンロにトウモロコシをおき、
その周りに座って、焼けるのを待つ。
味わう前に、人々は、
焼ける音と香りを楽しむ、
老若男女問わず人気が高い。
ゆでタニシ
特に若者に人気があり、
冬にはどの店も混雑する。
店ごとにドレッシングに工夫をこらしており、
砂糖、酢、生姜、をベースに、
とうがらし、レモン、ヌクマンなど、
7~10種類の香辛料で美味しさを引き立てる。
キャウノン
米をベースにした、
スティック状の油で揚げたお菓子。
値段がとても安く、小・中学生は大人気で
学校の前にたくさんの店がある。
こちらも、とうがらしやヌクマンを使った
ドレッシングが味の決め手である。
観光客向けの料理だけでなく、
これら、ハノイの身近な冬の味覚、
ぜひ一度味わっていただきたい。
huyen