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2009年07月20日

キーワードはカルチャー


2009年上半期、ベトナムはフランチャイズ活動を行っている
外資企業15社に活動許可を発給。
これらは主に欧米諸国の飲食、ファッション関係らしい。

先日、とある研究機関の方とチャイナプラスワン、
インドとベトナムについて話をする機会があった。
どちらも注目国ではあるが、人口11億と8,500万、
インドのマーケット規模は大変魅力とのこと。

なるほど、自動車、家電などは11億に軍配かもしれない。

ではベトナムマーケットの魅力とは。

農業国だけに食料は豊富だし日本と似た米食文化。
体系や顔つきも日本人と近い
(私はよくベトナム人に間違えられる)。
漫画や桜、サムライといった日本文化に興味を示し
都市部ではコスプレが流行し、
日本語を専攻する若者も多い。

そう、文化的近さは何といっても魅力。
外食やファッション、若者カルチャーの市場は
ベトナムが圧倒的に参入しやすい!

韓国系では既に進出済のロッテリアやKFC。
韓国TVドラマファンのベトナム人もいる。
上記欧米諸国フランチャイズも然り、
他国が進出、現地化を進める中、いつも出遅れ気味の日本企業。

しかし、まだまだ始まったばかり。
現地のマーケット獲得、日本企業の可能性もこれからです!

(福田)

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