家の近所の犬たち
ハノイでも、犬を飼っている人は多い。
近所で子犬が飼われはじめると、毎日気になって見ている。
でも事実、三か月位すると子犬はいなくなっていることがある。
ベトナムには犬を食す文化があるとは言え、
ある日突然いなくなっていると、気が重い。
一方で最近は、
高価そうな犬を、時には数匹連れて散歩する人を見掛ける。
愛犬家が集まって、ドッグショーらしきことをやっていることもあった。
気になるのは、家の近所でずっと飼われている犬達だ。
構ってもらっている姿をあまり見たことがない。
存在感がちょっと薄いような…。
人の様子を伺って、コソコソしている印象だ。
しっぽや頭を下げて歩いていたり、大きな音でおびえていたり、
人やバイクが通ると、慌てて隠れてしまう犬も。
住民パワーに、完全にやられてしまっている様子。
用足し中の犬の横に一輪車が通ったとき、
道路脇だったのにも関わらず、
場所を移動しながら続けていたのには驚いた。
同じ飼い犬なのに、随分と差があるものだ。
決して高価そうには見えないこの犬達の存在感も、
少しは変わるといいのだが、と思う今日この頃。
株式会社ブルーチップ・コンサルティング 渡辺
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