【週間分析レポート】
1) 市場全体
ここ数日、市場の下落を心配する心理はなくなり、
その代わりに多くの投資家はすごく興奮しているようだ。
回復の要因
市場をここ2週間で活発させた要因は、
市場が深く過ぎて下落したということの他、
マクロ経済についての多くの楽観的な情報が公開されたためである。
しかし、機関投資家は需給の紛争が激しかった営業日に
市場へ強くサポートした可能はないことではない。
これらの営業日で市場はスィングトレーダーが利益を現実化させるために
株を売り出したことによって、反落しようとした時点もあった。
但し、これらの営業日は需要が大きく増加し殆どの銘柄が
ストップ高となったという印象的な最終結果で終わった。
第2四半期の業績
上場企業の第2四半期の業績についての最新情報は、
多くの企業がかなり良い結果を達成したことを示している。
このことは、我々を上場企業の資産運用リスク予防積立金の程度についての
質問を出させている。
多くの企業は出来れば、資産運用リスク予防の積立を
第4四半期末までに遅延させるだろう。
ブルーチップ銘柄
SSI現象は多くの投資家の関心を続けて惹き付けている。
先週の営業日、SSIの需要力は主に国内投資家から出発していた。
毎日、買注文の株式総数は2,000万株レベルで維持し、
逆に売り注文の株式総数が非常に低く約13万株のみであった。
STBについて、買注文と売り注文との間の差は増加している。
先週末の3営業日でこの銘柄の買い残は大きく増えて400万株に達した。
来週の動向
株価上昇は今週にも継続する可否かということは
今週月曜日の需要力に基づくだろう。
現在、市場の需要力が減少する兆しが未だ見られない。
よって、投資家は正確な投資決定を出すため、
今週の市場の動向をより詳しく観察すべきである。
2) ホーチミン証取
前週末と比べ、VNインデックスは47.07ポイント(12%)上がった。
先週の市場取引の総売買高は5,018万2,890株に達し前週比7.04%増。
総売買代金は1兆3,749億2,000万ドンに達し前週比10.26%増加した。
※ コメント
この間の続伸した10営業日で市場が反落しようとする時点があったが、
結局反落がなかった。
投資家は今週の確実な上昇傾向に期待することができる。
しかし、マクロ経済に関する積極的な情報は投資家を短期に興奮するしかない。
長期には経済の困難がなくなったと肯定することは未だ早すぎる。
VNインデックスが再び反落するリスクはいつでも起きるだろう。
VNインデックに対する本当のチャレンジは上場企業が
第2四半期の業績を発表する時に来る。
この段階でVNインデックスの短期目標は450ポイントであるが、
VNインデックスがこのレベルに達する際、
回復の原動力は弱くなる可能性もある。
需要力が弱くなる兆しが出たら供給が大きく増加するので、
投資家は今後の営業日の需要力をよく観察すべきである。
よって、440ポイント~460ポイントは
VNインデックスのかなり強い抵抗レベルと言える。
VNインデックスはこの抵抗レベルを乗り越えれば
500ポイントへ上昇する可能性がある。
3) ハノイ証取
前週末と比べ、HASTCインデックスは12.87ポイント(11.42%)上がった。
先週の市場取引の総売買高は2,451万900株に達し前週比15.47%減った。
総売買代金は5,292億5,000万ドンに達し前週比13.48%減少した。
※ コメント
HASTCインデックスは大きく上昇していた。
市場の信頼と需要力ははっきりと改善している。
しかし、マクロ経済の状況についての心配は完全になくなったではない。
近い将来に上場企業が第2四半期の業績を公開することは市場の試薬となるだろう。
この時点、誰も知っているが、よく分かる人が少ない有名な言葉を
繰り返し言うべきだろう。
「他の人が恐れる時、貪欲する。他の人が貪欲の時、恐れる」
といった言葉である。
これは天才投資家であるバフェットの1つの成功秘訣である。
出典:http://www.tinnhanhchungkhoan.vn/tintuc.php?nid=12666