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2008年09月01日

【証券】OTC株の紹介:アンビン銀行


① 会社概要

アンビン銀行(ABB)は1993年に設立された。
現在、同行の販売網は取引代理店58箇所あり、21市・省に
広がっている。ABBが目指している機関顧客は電力産業の会社、
通信業の会社、中小輸出企業である。
同行も銀行借入、株式発行及び社債発行を通して資本を
調達・利用する需要がある会社へのコンサルタント業務に
集中している。

2007年12月31日時点、ABBの定款資本は2兆3,000億ドン、
総資産が17兆1,740億ドン、総調達資本が14兆4,670億ドン、
総貸付が6兆8,580億ドンに達した。
2007年、ABBの税引前利益は約2,308億ドンに達した、
前年比452%増加した。ABBは国家中央銀行にマレーシアの
Maybankへ資本の5%を売却することを認められた。

② 2008年度の計画

2008年、ABBは新顧客の開発を継続し、競争力の高い
パッケージサービス(ATMカード10万枚発行等)を出す。
その他、同行はVisaカード、Masterカード、Youカード等の
カード技術への投資を拡大する。

特に、2008年8月頭よりABBはABB株の譲渡手続きを
週に1回行うことを実施している(以前は2週に1回)。
また、近い将来に株式譲渡手続きは毎日に行われる。

計画によれば、2008年にABBの総資産は22兆6,930億ドンに
達し2007年比30%増え、税引後利益は2007年比91%増加する
ということである。
一方、2008年にABBは取引代理店の数を74箇所へ拡大する。
同行は資本を3兆2,000億ドンへ増資する予定である。
また、今年の調達資本と貸付資本は約11兆ドンに達する見込みである。

③ 今後の事業案

今後、ABBはCore bankingシステム技術(TemenosのVer.T24)、
ATMカードシステム、YOUカードシステム等の技術投資への集中を
続ける。これによって、同行はBanknetVN、SmartlinkとPayNet等の
ベトナムの最大決済ネットに接続することができる。
一方、ABBはベトナム電力グループ(EVN)という戦略的パートナー及び、
ベトナム農業農村開発銀行、アンビン証券、アンビンファンド運用会社等の
他のパートナーの潜在力を最大限に活用する。

④ 株価状況

現在、ABB株はOTC市場で取引されている。
8月28日の株価は約1万1,000ドンである(額面価格は1万ドン)。

出典:雑誌「証券投資」


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