【証券】銀行は証券市場へ数千億ドンを流し
9月1日、サイゴン商信銀行(STB)は証券投資家へ資本を
支援するため、CK300という証券担保貸付サービスを展開し始まった。
STBのCK300サービスに使用する総資本は3,000億ドンである。
顧客一人は最大50億ドンを最大2ヶ月の期間で借入れることができる。
一方、9月5日にベトナム輸出入銀行は証券担保貸付の資本を
2,000億ドンから8,000億ドン(総貸付の3%に相当)へ拡大することを
決定した。
顧客は銀行が指定した銘柄リストにある銘柄を担保し資本を借入れる。
貸付金額を計算するための価格水準は株価の40%であり、
額面価格の3倍を上らない。
同行の担保銘柄リストは約100銘柄がある。このうち、約80銘柄は
上場銘柄、残りは債券とOTC銘柄である。
また、一部の他の銀行も証券担保貸付業務の再開を準備しているようである。
銀行がこの業務を展開することは、証券市場の流動性を高める。
しかし、市場は下げ相場に陥れば、銀行への利金返済圧力が増加するので、
投資家はローンを返済するため、株を売り投げせざるを得ない。
経済専門家であるキェウ・ヒュ・ズン氏は、この業務の再開を賛成する観点を
述べた。彼は、VNインデックスは600~650ポイントへ上昇する
可能性があるが、銀行はリスクを良く管理し担保銘柄を詳しく
選定すべきである、と言った。
(終)
出典 : Vnexpress