2009年証券 購入需要への不安
11月13日ホーチミン市開催「2009年の証券市場及び不動産市場の開発に対する資金供給解法」
セミナーにおいて、多くの専門家は来年の証券市場低迷の要因について見解を示した。
主な原因は、企業のIPO及び追加発行により供給が増加、購入需要の急速減少であるという。
2009年に入り証券市場が特に低迷。市場発展を促進する重要要素が弱くなる。
FDI実施は投資主及び資金協力銀行の意思により困難となる。
同時に、間接外国投資資金(FII)も減少。アメリカへの投資チャンスが拡大。
2009年にベトナムが10億ドルのFII資金を調達できると予想される。
この数字は、2008年予想額25億ドルと2007の予想額62億ドルより低い。
他方、ベトナムの原油及び農産物の輸出価格も世界経済危機の影響により急に下げられた。
証券市場は第1四半期と第2四半期に暴落。第3四半期に入って市場が少し安定したが、
10月に入り世界経済危機の影響でまた急速に下落。
外国投資家資金はベトナム証券市場にとって重要な役割を持つ。
Hien氏は「2008年6月から今まで証券市場は外国投資家の資金力に大きく影響を受けている。
10月末14回取引において、外国投資家が1兆ドンの株式を純売却、
VN – Indexが366ポイント以下に下がった」と述べた。
Hien氏によると、現在各機関投資家の資金源は増加していない。
ベトナム証券市場に投資した外国投資家はアメリカ証券への投資チャンス、2010年まで
待たなくてはいけない。アメリカ証券の暴落時が投資家にとって大きなチャンス。
例えば、AIG保険グループ株価が70USDから2USDへ下落もそのそのチャンスのきざし。
現在の資金難により、ベトナム証券市場はなかなか発展できていない。
購入需要が増加せず、減少傾向。国内資金力が弱く、余り増加しない。
外国の間接投資資金が今後減少、2009年に増加可能性は低い。
また上場見込み会社のIPO発行、既に上場企業の追加発行により、
市場の供給源が安定的に増加。各国営企業もIPO計画を延期不可能な状況。
ベトナム証券市場を支える方法について、財政支援体制を多様化、需要促進、自民から資金を調達。
証券暴落のため、多くの投資家及び外国投資ファンドは大きな赤字に。
Le Anh Tuan-Dragon Capital投資ファンド業務部長によると、
現在各外国投資ファンドは約60%を損失。
Tuan氏にもよると、以前Phu My肥料株式会社 (DPM)はIPOで50,000ドンの株価で発行時、
ベトナム政府が国家資産を安値で売却する意見もあったが、今DPMの株価が38,000ドンに下がった。
外国投資家はベトナム証券に対し中長期的展開を視野にいれている。
労働紙 2008年11月14日