IPOへ強い関心 市場活性化の起爆剤になるか
今から年末までVietinbank, Agribank, Intimex等の一列の会社による
IPO実施について、多くの投資家の注目が集まっている。
IPO実施機関及び主催機関によると、
IPOの合理的な計算方式及び入札最初株価は、投資家にとって魅力的である。
また、IPO活動はHASTCとHOSE活性化にもつながる。
11月、IPOが再開され、次のような小口IPOが行われた。
例
BinhThuan旅行会社 資本金 450億ドン
430万株式が最初株価11,000ドンで入札実施。
石油人材派遣・サービス有限会社
資本金 302億ドン
1,457,900株式が最初株価11,000ドンで入札実施。
Intimex 11月28日 再度IPO実施(前回IPO結果が取り消しに)
1150万株式が最初株価10,200ドンで入札実施予定。
12月に入ると、競売入札活動が次の通り、活発になることが予測される。
ハイフォン商業センター 資本金 500億ドン
12月16日に242万株式が最初株価13,500ドンで入札予定。
Agribankの第1資産管理会社 資本金が3500億ドン
511万株式が最初株価10,500ドンで入札予定。
Agribankの第2資産管理会社 12月25日に13,354,100株式が最初株価10,500ドンで入札予定。
大規模のIPOはベトナムの上位国営企業であるVietinbankに多くの投資家の
注目が集まっている。
時期 12月末予定
最初株価 政府許可を待っている。市場情報によると、約20,000ドンといわれている。
IPO総額 資本金(13.4兆ドン)の5%
Vietinbankは民営化による影響
投資家にとっては民営化後の経営に関心高い。
現在の国有資金は維持し、資金調達のために株式発行するが、
原則として国がその株式の支配率の多くを占める。
株式発行により調達資金は銀行に保管される。
この大規模のIPOが成功になれば、市場や投資家心理に大きく影響を与えるだろう。
前年同期と比べ、Vietcombankの1株を購入するために投資家が支払ったお金が小さくはない。
その他、機関投資家がもっとも関心している要素が民営化後の経営である。
一方、Phu My肥料株式会社は国有株主である国家石油グループに深く干渉され、
他の株主の権利に影響を与えるので、投資家が安心できない状況。
ホーチミン証券取引所(HOSE)とハノイ証券取引センター(HASTC)によると、
年末まで10回は競売入札が行われる予定。
Doan Quoc Tuan-HOSE競売入札担当副社長によると、
企業が競売入札計画を提出、申請する際は、HOSEはできるだけ幅広い仲介機関に
呼びかけを行うなど、協力する姿勢を示した。
IPOの重要要素には2つある。
(1)入札最初株価
(2)将来の活動計画
土地の使用権を加算して最初株価を高く上げた企業もある。
例えば、Binh Thuan旅行会社は資本金が150億ドンであるが、
土地使用権の価値が450億ドンで計算するため、利回り率が銀行金利より低く、
投資家にとって魅力的ではない。
その他、現時点では多くの投資家が上場証券で損失していおり、
銀行の貸出金利が高いので、財政力不足の問題が併発する。
今後、銀行が金利を下げると、
証券市場に導入資金が増加する可能性があり、IPO促進につながるだろう。
NguyenThi Hoang Lan-HASTC副社長によると、入札最初株価は最重要な要素である。
高い発展潜在力、有利な場所に位置する企業の
最初株価が適切である場合は、投資には絶好の機会。
例えば、IntimexのIPOでは入札申請株数が売却数より3倍である。
年初より今まで、HASTC競売入札
11回実施
売却数 6997万単位
落札株数 2257万単位(売却総額の32.2%)
落札総額 4807億ドン
証券投資紙 2008年11月27日