ブルーチップ ベトナム投資ニュース

Pham Ngoc Minh－Vietnam Airlines社長によると、
最大のガソリン・オイルの危機が1970年から
2008年第3四半期まで起きたため、
2008年の燃料費は9.591兆ドンになり、
年初の計画を2.1兆ドン超えた。

2008年の前半、Vietnam Airlinesは830億ドンの赤字に直面した。

その他、為替レートの複雑な変動により、
Vietnam Airlinesの支出額が9,000億ドン増加したので、
上記の増加額を経費に入れた。

また、国際便及び国内便の顧客数は
前年より増加したが（特に年末）、成長率は下がった。
（今年の国際便の顧客数は2007年より10.9％増加したが、
2007年の増加率は13.5％であった。
国内便の顧客増加率は2007年より21.7％増であったが、
2007年の増加率は28.2％であった）。

観光客の従来の需要は5％減り、
航空貨物運搬も前年同期より30％減。

この困難な状況に対し、
Vietnam Airlinesは3つの大きな対策を実施した。
それらは市場の対策、節約の対策、人事・給与の対策である。

具体的には、Vietnam Airlinesは収入源を拡大し、
様々な活動分野で収益を徹底的に回収し、
主に航空運搬の営業に集中的に取り組む。
2008年の売上は年初の計画より2.4兆ドンを超える見込みである。
同時に、Vietnam Airlinesはフライトスケジュールを柔軟に調整し、
燃料を節約するために様々な対策を行い、
結果的に34,567トンオイルを節約できた（5,560億ドン相当）。

また、Vietnam Airlinesは会社全体で節約キャンペーンを実施し、
3,000億ドン以上を節約、
115案件（1,500億ドン）の実施期間を延長した。

Minh社長によると、
Vietnam Airlinesは給与制度を改善し、平等性を高める。
この制度は社員の働く意欲を高め、激しい競争背景により
優秀な人材を確保することができた。

結果的に、Vietnam Airlinesは2008年に
67,200便を安全に運行し、880万人の顧客にサービスを提供した。
この客数は2007年より10.6％増。
座席使用稼働率は平均76％に達する。
顧客の運搬では53.9％のマーケットシェアを占める。
売上は26,610兆ドンに達し、2007年より31％増。
税引き前の利益は2,400億ドン以上に達した。

現在、Vietnam Airlinesの口座は1.7兆ドンを有し、
清算能力は充分であり、
投資機会を利用して新しい機材を調達できる
僅かな航空会社の中の1社である。

2009年は航空運搬市場にとって、非常に困難で不安定な年である。
激しい競争背景において、
航空運搬市場が急速に衰退する可能性がある。
顧客市場は6.7％しか増加しない、貨物・郵便物市場が
2008年の89％にしか達しない予想。

従って、Vietnam Airlinesは946万人の顧客と、
大きな財政バランスを確保、
赤字にならないことを目標している。

Minh会長によると、
Vietnam Airlinesはこの困難な時期にサービス質を高め、
2009年6月から2010年1月までに
航空機の内装を改善する予定である。