長期且つ安定した大量的な資金を呼び込むこと!
06,07年ベトナムは急成長を遂げた。
海外で成功したベトナム人は、
祖国の発展に大きく投資し、成功を収めた。
株式こそ世界的な株価の下落に追随、
上場株式、IPO共に落ち着いてきたが、
不動産はその売買、開発共に勢いは止まるところを知らない。
例えば賃料。
ホーチミンの一等地(サンワタワー)でオフィスビルを借りている企業の社長は、
2年前、1�uあたり30USDだった賃料が、
今期の契約更新で60USDに値上がり。
他も探したが、どこも同じような相場であり、結局契約更新。
日本と相場が変わらないと嘆いていた。
証券業界、年度ごとにテーマや主軸になる業務が変わっているようである。
それもそのはず。
つい、2年前まで10社程度に過ぎなかった証券会社は78社にまで増え、
パイの奪い合いをせざるを得ない。
証券会社自身のテーマも
07年まで 自己売買がテーマ
08年以降 IPO、コンサルティングがテーマ
09年以降 国営企業のIPO及び、国営企業のM&Aや再建
と言った具合に変化しつつあり、
”自己売買=自己資金を大きく増やす”から、
優良投資先発掘へと向かいつつある。
やはり、業種問わず、国営企業の社内改革のスピードの遅さが、
どの業種を見ても目立つ。
長期(10年〜20年)且つ安定した(引き上げない資金)、
大量的な資金(金額・年金)等の資金流入させることが、
証券会社の使命であると説いているのだが、
どの企業も理解は出来ないようである。
ベトナム国、そしてベトナム人のことを大切に考える日本企業でありたい。
大木健司(Kenji Oki)
株式会社ブルーチップ・コンサルティング
URL http://www.bcc-jp.com/
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