それでもベトナムは成長する!
仕事柄、投資先、提携先、インキュベーション企業発掘のため、
色々なベトナム企業を回る。
昨日も企業訪問後帰社しようとしたところ、
会社の車と称して新車の日本車が・・・(車は日本より高い)
そこで、提携、出資の意欲がいつもの如く失せた。
簡単な概要は以下
約2年の社歴
業種 情報サービス会社
売上 1,000万円以下
資本金 4000万円
従業員 40人
手持ち現金 1000万円
外資系ファンド株式保有率
20%(5000万円程度で出資と思われる)
オフィス 中心部からタクシーで10分ほどの民家1軒
財務諸表 一応出てくるが信用できるものではない。
設立は浅いが、サービス業であるため、
先行投資は多くない。
特徴
・既に多くの優良企業は外資系ファンドに物色されている。
・その社長たちの行動パターンも万国共通を感じさせる。
(いろいろな意味で日本の一昔前の未上場市場と同じ)
・信用できない会計
・経営者の資金私的流用(車の購入)
・経営計画が?
・業界シェアはベトナムでTOP5
上記のような状況にありながら、
外資系ファンドは経済成長を見込んで
どんどん投資している現状がある。
需要と供給の完全なるアンバランスは、
こんな事態も巻き起こしている。
しかしながら、こんな事態はIPOバブル時、
日本のいたるところで見られた光景であり、
Made in Vietnamではない(笑)
理解に苦しむが、
それでもベトナムは成長する!
大木健司(Kenji Oki)
株式会社ブルーチップ・コンサルティング
URL http://www.bcc-jp.com/
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