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2008年04月01日

農業ビジネス 高き参入障壁なれどチャンス有


中国、ラオスの国境近くまで、
ベトナム畜産と飼料農作物に関して調査と視察を行ってきた。

牛の多くは水牛で放牧飼い。
草しか食べず、運動しているので、やせている。

穀物、米に限っては輸出国であるが、
いくつかの穀物に関しては生産が間に合わない現状がある。
また、穀物の国際的な価格上昇は大きく上昇。


農業系ビジネスは効率が悪すぎ、改善の余地しかない。
しかしながら生産性の向上は難しく、大幅な増産は難しい。


参入障壁は高い??
 人の壁(各地を取り仕切るリーダー?のような人たちがいる)
 大規模農場経営は事実上難しい(山間部で生産)

生産効率は非常に悪い
 ・肥料を使わない(使えない)
 ・山間部での栽培(大規模な効率的生産に不向き)
 ・単年度で資金回収できる作物を選ぶ(資金が無いから?)
 ・保存状態が悪く廃棄も(共同で何かをやる発想なし?)

農業指導者不在
 ・生産性を挙げる指導者がいない
 ・高付加価値農産物の生産を行わない
 ・下記の順序で栽培する(栽培に慣れているから??)
  1、米 
  2、とうもろこし
  3、タピオカ
  4、お茶
  5、スモモ

人手は問題なし
 山間部には多くの農民がいる。
 山間部を車で13時間程走り、畑、物流、加工先等々視察してきたが、
 どんな山奥にも子供たちがたくさんいて、
 どんな山の向こうにも山間の畑を歩く農民たちがいた。

統計資料は貧弱。信用も?であるが、
調査・視察で確信した。やり方次第でチャンスはある。
一番の問題点はやり方。一筋縄ではいかない。

詳細・進捗、そのうち公表しますので、好御期待!(笑)


大木健司(Kenji Oki)
株式会社ブルーチップ・コンサルティング

URL   http://www.bcc-jp.com/


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