ベトナムに集まる外国投資資金
外国投資家が、間接、または直接方式でベトナムに導入されている。
新投資資金が毎年アップデートされており、この近年大きくなっている。
これらの投資資金は、外国投資家に対して大きな利益を生んでいる。
母国へ送金した利益が、ベトナムの導入資金の50%に昇る年もある。
これらを見れば、なぜベトナムが外国投資家にとって
「裕福な土地」か分かるだろう。
主に変動・発展段階において、
個人の預金を支え、資金を積み重ねることができる。
特に、一人当たりの資金が低い貧困国にとって、
外国投資資金はさらに重要になる。
その為、ベトナム政府は外国投資資金の利用を大変重視している。
ベトナム政府は経済が安定かつ早く発展するため、
多くの規制、政策を発行し、各企業の間で平等である競争を作り、
企業を多様化し、出来るだけ多くの外国投資資金を集める。
ベトナムに導入された外国投資資金は、
1992年より年々増加している。主に直接投資、ODAの資金である。
間接投資方式は近年始められ、2005年より増加している。
2007年にベトナムがWTOに加盟したこと、
国連安全保障理事会の非常任理事国になったことにより、
世界中でベトナムの地位が上がった。
投資環境及び貿易環境が引き続き改善されると共に、
ベトナムに多額の外国投資資金を集められた。
FDI(直接投資)資金について、
1988年から2007年まで計画投資省の統計によると、290億ドルが集められた。
そのうち、200億ドルが工業及び建設分野に投資され、
20億ドルが農林業分野、
70億ドルがサービス分野に投資された。
2007年には、FDIの投資申請額が203億ドルと、
この20年間の実施額の3分の2になった。
FII(間接投資)資金について、
2005年、2005年11月に外国で発行された
7,500億ドルの国債により調達できた資金以外に、
ベトナム証券市場に通じる外国投資家の投資資金は、まだ小さい。
国家証券委員会の統計によると、
バランスシート(Balance Sheet)に現す
FII資金は、上昇する傾向がある。(1表を参考)
外国投資資金が増加することは、ベトナム投資環境が徐々に改善されることを表す。
外国為替の管理政策が柔軟になり
(個別外国為替の取引が2005年11月に自由化された。
外国投資家が税金・その他の経費を引いた後、
母国へ利益を送金することができる。
「利益の送金は投資時点の一年後」という規定が除去された。)
外国側のベトナム証券分野への投資枠が
30%から49%に拡大したため、間接投資資金を勧めている。
外国投資資金は、この20年間ベトナム経済の発展に対して、積極的に貢献した。
統計によると、外国投資セクターがGDPで占める率が毎年高くなっている。
1992年に2%、
1996年に7.6%、
1999年に10.3%、
2000年に13.27%、
2002年に13.76%、
2006年に17.05%である。
外国資金を有する企業が4,000社以上あり、
700,000労働者に安定的な仕事を作った。
統計にもよると、この20年間で
FDI企業が新事業を始める率が年間平均24.4%増加した。
(2000年の227,000人から、2005年の667,000人に増加した。
2007年には126万5,000人である)
国営企業セクター及び民間企業セクターを随分超えた。
また、外国投資家のプロジェクトが効果的に実施され、
地方の経済構造を変更、協力を促進し、各省、市内の協力を促進した。
外国投資資金はその他にも、積極的に財政市場の発展に影響を与え、
間接投資資金もベトナム証券市場の発展に対して大きな動力になっている。
資金が不足する背景において、
外国投資資金が増加することで、貿易バランスシートの赤字を補足する。
バランスシート全体が
2005年に21億ドルの黒字から
2007年の10億ドルの黒字になり、
マクロ経済も安定し、経済発展を促進する。
実際、ベトナム市場における外国投資家の利益も毎年増加している。
統計によると、
1996−2007年のバランスシート上で、
純投資売り上げ(金利を引いた後)が全ての利益が母国へ送金された(再投資用の利益を除く)。
この数字は、この2年間(2006〜2007年)でかなり増加した。
外国投資家の毎年の送金金利と、ベトナムへ投資した外国資金を比べると、
割合が1996年から今まで増加し、50%になる年もあった。
(2表を参考 ■ベトナムに導入した外国資金 ■母国への送金)
これらの数字から、経済に対する外国投資資金の利益や
外国投資家のベトナムから獲た利益に関する図を読み解く事ができる。
Vneconomy.net 2008年2月13日