2008年に投資すべき株式
タイベト証券株式会社の新調査結果によると、
不動産売買分野の株式が投資家にとって魅力的であり、
インタビュー回答の24.4%を占める。
関心を持たれた株式は他に
証券分野の株式(19.5%以上),
銀行分野(12.3%以上),
薬品分野(10.6%以上)である。
銀行や財産管理会社の株式に投資することが正しく、
特に、企業が合併する傾向になっている今日の背景においては、
投資家にとって最も適切な投資先である。
2007年のベトナム上場市場の研究報告によると、
財政分野、医療分野、原料分野、消費分野が
上場市場で一番利益率が高い分野である。
これらの分野の利益率はそれぞれ77.3%、74.6%、42%、40%であるが、
市場全体の利益率は、平均35%しかない。
そのため、証券専門家は、投資家に対して、これらの分野への投資を勧める。
エネルギー分野の株式も、投資すべき株式のリストにある。
エネルギー分野は、この3年間で最も成功した分野の一つである。
分析者によると、
石油開拓分野、機材整備分野、サービス分野は
更なる成長が望めるため、投資機会はまだ大きい。
専門家は、2008年の証券市場は、異常な変動に関わらず、
高い利益を生む市場になると考える。
チャン・ダック・シンHOSE所長は
「市場は引き続き急発展し、去年の2倍に上ると思います。
商品の数は引き続き増加し、
その中で、大国営企業、財政状況の良い企業の株式が
市場に対しての上場傾向を維持します。」
と述べ、
グエン・ヴ・ワン・チュンHASTC副所長は
「2008年、投資家は引き続き強く証券市場に投資するでしょう。
特に、政府がシンガポール、香港、アメリカからの
資金の導入環境を備える決心をした影響から、良い展望を見るはずです。」
と述べた。
2007年末、ベトナム証券市場の時価総額はGDPの43%以上に達し、
2010年の目標GDPだった35%をはるかに越えた。
HOSE・HASTCの上場会社は253社になり、
VN-IndexとHASTC−Indexが、
それぞれ前年より23.3%と33.2%上昇した。
市場の急速な成長は、口座の数にも表れている。
取引口座は330,000になり、前年より3倍伸びた。
このうち、7900の口座は、外国投資家のものである。
国家証券委員会がこの1年間で、192社に対して株式の売却を承認し、
売却株数は2,680億株式、50兆ドンの価値に相当する。
ベトナムエコノミックタイムズ 2008年2月14日