2008年 ベトナム経済に関するプラス面での予測
IDE-JETROに属する経済研究院が
2008年度、東アジア経済の展望に関する報告書を公表。
同報告書によると
2008年、ベトナム経済は引き続き大きく発展し
インフレの抑制に成功する。
ベトナム経済は、東アジア及び世界の暗い経済の中でも、
一層発展するだろうと考える。
これにより、ベトナムのGDPは8.7%になり、
2007年(8.4%)より0.3%上昇する、とした。
各投資家は、
ベトナムが、WTO加盟2年目を迎えるに当たり、期待を持っている。
これにより、2008年の投資規模は、2007年より10%拡大。
また、輸出額が12%上昇。
これに伴い、工業生産分野も10.8%上昇すると予測。
また、外国直接投資の影響により、
商業・交通・観光・不動産・サービス分野は、
2007年に引き続き、8.8%上昇すると予測。
国内における、
経済に対しての強い要求が、経済の発展動力に繋がる。
その結果、工業分野が成長するという見解だ。
工業生産分野とサービス分野は一層発展、
ベトナム経済のリードが期待される。
引き続き、農業分野及び林水産分野も3.5%に成長、
これに伴い、輸出製品の生産も増加。
また同専門家は、
ベトナムのインフレ率が今年、8.1%に低下すると予測。
報告書によると、
ベトナムの農業製品の価格安定が、2008年のインフレ制御に繋がる。
とのことだ。
2008年、東アジア経済展望に関する報告は、
IDE-JETROにより、アジアの10カ国で実施され、
マクロ経済数学方式により算出された。
その方式により、これらの国は3種類に分けられる
(1) 消費経済形式 - demand-oriented
(中国・韓国・台湾・インドネシア・タイ・マレーシア・フィリピン)
(2) 供給経済形式(ベトナム)
(3) 財政経済形式(シンガポール)
ベトナムの経済形式はこの一方で、
潜在力を持つ、生産力のある国として、大きな役割を現す。
一方、マイナス面では、国内消費力が弱いという結果が現れた。
Vneconomy.net 2008年2月19日