ブルーチップ ベトナム投資ニュース

2月19日、一人の銀行職員が携帯電話をチェックした。
31件の受信の中で18件は、ベトナムドンの金利に関するものだった。
しかし、最後のメッセージで彼は自分の目を疑った。
前日の銀行システム内で、
ベトナムドンの金利が43％になったというのだ。
これは実に、記録的な金利だ。
ベトナム銀行市場の歴史で、これほどまでに高い金利は初めてである。
この記録は、OceanBank会長に確認された。

多くの小銀行は、精算能力改善のため、この高い金利に賛成するべきだ。

この職員によると　
今回の件により、彼が在籍する銀行は、貸出業務を一時停止したという。

前日の2月18日
VPBankは、特に信用のある顧客に対し、資金貸出活動を再開した。
OceanBankは大株主の協力により、精算性が改善されたものの　
現在も貸出が制限されている。

2月19日、Sacombankも貸出活動をストップしたとの噂があったが、
Sacombankのドンダー支部長は、この情報を不認した。

たった一日で、ベトナムシステム内のドンの貸出金利が
連続して上昇したため、
連日、金利の調整が実施されている。

2月19日、前日のトップ金利がVPBankからSeABankに変わった。
SeABankの12ヶ月の金利は、同日の13時より10.68％に上昇し
13ヶ月の金利が10.92％になった。

SCB商業銀行の歴史上では20日間で4回の金利調整をしたことがある。
最新の2回の調整が1日しかずらさない。
具体的に、2月18・29日も引き続き、市場で一番高い上昇率だった。
これは、SeABankの12ヶ月分の金利（10.56％）よりも高かった。

2月19日、一連の銀行がベトナムドンの金利上昇について報告した。
SeABank・SCBのほか、
アンビンバンク、フォンナムバンク、サイゴン・ハノイバンクも、
新しい金利票を発行した。

市場は、国家銀行の反応を待っている。
2月19日の午後、国家銀行の取引所は
市場の需要対応や、金融政策実施のため
1日2回のオープンマーケット取引を実施
（初回が価値を有する紙の取引、２回目がこの購入取引）する。

2月20日、市場はHSBCの最新報告書を受けた。
その中で、今回の件に関し、
国家銀行の信用が証券市場下落の原因である、としている。