証券を支える5つの要素
市場に直接影響を与えるような、良い情報があった。
これにより今週中、証券市場は改善に向かうと予想される
市場の下落率は、この1年間で51%だった。
また、年初から40%下落、1ヶ月で23%下落した。
数証券会社のWeekly Reportによると
今週中、VN-Indexは520ポイント辺りを上下変動すると予測。
しかし、550ポイントに到達する可能性は低いと掲載した。
これらの悲観的な予測は、先週の下落があったためだ。
投資傾向悪化の恐れもあり、各証券会社の自己売却に対する圧力も高い。
証券会社の分析によると、市場の変動方向が逆になる可能性があるという。
一:20,300ビリオンドンの信用票発行後
各省行銀行の使用可能資金に影響を与えなかったのは予想外だった。
各銀行の代表とベトナム銀行協会(VNBA)の会議の結果
信用票購入後の、銀行システム内の使用可能資金は14,000ビリオンドン残った。
上記の数字は、投資家が、銀行の資金借り入れを望んでいることの現れだ。
各銀行は、資金や借金の回収圧力削減を目指す。
二:同会議では
各商業銀行による、ベトナムドンの調達金利引き下げについて協議した。
4月より、ベトナムドンの調達金利は預金期間をもとに調整、11%以下に抑える。
これは貸出金利引き下げに向けた基本的な動きで
証券投資に対する、資金競争の圧力軽減に繋がる。
三:ベトナムドンの不足状況と輸出企業のリスクについて。
先週末、国家銀行通貨管理局は、各商業銀行に外貨の購入を要請。
特に企業や重点輸出分野に対し、支援を要請する。
これは国家銀行の新たな動きだ。
ベトナムドン・USDの為替レートは再び上昇、輸出企業リスクを削減する。
四:現在、一番恐れられているのは、インフレ問題だ。
先週末に公表された統計総局の資料によると
3月のインフレ率は、約2%と予想される。
この予想は、金融対策と共に公表された。
今後、特別な変動がなければインフレ率は低下すると予想される。
五:今週より、一連の上場会社が株主総会を行う。
多くの企業が、株式の追加発行・株式の配当金の支払い及び
営業開発計画を再度検討すると見られている。
具体的な営業結果や発展目標は、株主及び投資家の信用を高める。
上記の要素の以外に
企業が、予備ファンド株式の購入や出資計画を実施すること。
また、外国投資家による株式購入や
アメリカ、アジアの証券市場回復が、市場の支えになる。
投資家の心理や自己株式売却は
現在、市場の変動にとって一番重要な要素だ。
Vneconomy.net 2008年3月24日