各銀行 外貨の貸出を制限
国家銀行総裁より発行された
決定No. 09/2008/QĐ-NHNNは、外貨資金の貸出を制限した。
ただ、多くの商業銀行は、未だ外貨の不足状況を改善できずにいる。
このため、数社は、外国からの資金借り入れ先を探している。
以下に基づき、在住者に対する外貨資金貸出を検討することができる。
1/外国側への輸入商品や生産サービスの清算
2/期限前に外国からの借金を返済
3/投資法及び国家銀行の案内に基づき、外国へ直接投資
4月2日以前に
商業銀行数社は、12〜13ヶ月間のドルの調達年間金利を6.9〜7%に引き上げた。
これにより、外国銀行ベトナム支部も
500ドル以上を有する口座に対し、6.5%の年間金利を適用すると知らせた。
4月2日以降
銀行協会の全メンバーは、ドルの調達年間金利を6%に引き下げたものの
ここ数日間、短期預金の年間金利を6%以上引き上げたところがある。
銀行システム市場が、1日〜2週間の期限で貸し出せるのは小額だ。
ドル預金が少なく、要求が供給を大幅に上回ったため
平均年間金利は9〜10.05%と、ドルの貸出金利は高くなった。
中には11%になったところもある。
現在、ドルの貸出金利はこれまでで一番高い。
ベトナム銀行の貸出金利が高くなったため
多くの経済グループや合弁会社、100%外資系企業が
外国からの資金借り入れ先を探している。
これまでの外国からの借金額は、ハノイ市内だけで310億ドンだ。
また、ドルの貸出年間金利は、4〜5%程だ。
ベトナムドンとドルの為替レートは16,000〜16,200ドン
金融専門家によると
残る2008年、ベトナムドンとドルの為替レートはそれほど上昇せず
16,000〜16,200ドンの間で変動するという。
この予想の根拠は、以下の通りだ。
1/ アメリカ経済が引き続き衰退。
FEDは経済を支えるため、引き続きドルの基本金利を下げる。
国際市場において、ドルの値段は若干回復するが、依然低い。
2/ ベトナムのインフレは、今後も10%以上の維持が見込まれるため
ベトナムドンが一定価値にまで安下がる。
3/ 輸出を支援するため
国家銀行は、年初のように
ベトナムドンの為替レートが上昇に繋がるような調整はしない。
驚くことに、「外貨の調達や使用が安定する時期」は誰にも分からない。
Vneconomy.net 2008年4月14日