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2008年04月30日

年初の4ヶ月 国内経済における8重点


ベトナム経済は、年初4ヶ月で様々な困難に直面した。
しかし、外国投資家にとっては、依然魅力的な投資先と言える。

年初4ヶ月の経済状況を分析すると、以下の重点が現れる。

一: 工業生産が引き続き10%以上成長し
 4月の上昇率は2008年第1四半期より高かったが
  成長スピードは、過去4年間と比較すると遅くなった。
  主に入口経費の増加で、販売が困難になっている。

二:外国直接投資資金が登録数字、実施数字より高く増加した。
  これは今年の最初の4ヶ月で、最も明るい部分だ。
  引き続き外国投資家にとっての、魅力的な投資国の維持に繋がる。

  外国投資部門は引き続き、経済成長に貢献している。
  ここ4ヶ月を比較すると、FDIは工業生産価値全体の42.3%
  輸出総額の58%を占める。これは、失業率改善や、貿易赤字軽減に繋がる。

三:消費増加率が引き続き高い。
  ただ、前年同期と増加要素を除くと
  小売及び消費サービスによる売上増加率は、10.1%程で、前年より低い
  (2004年10.8%、2005年11.3%、2006年14%、2007年13.9%)

四:輸入量が輸出量より高かったため、超過輸入額が前年同期よりも高くなった。
  (今年11.1兆ドル、去年2.86兆ドル)
  (超輸入率は、今年60.8%、去年20%)

五:4月の物価上昇率は、年初よりも低くなったものの、前年同期よりかなり高い。
  消費者物価上昇率は4か月で10%上昇したため
  インフレ抑制のため、厳しい対策を実施すべきだろう。

六:外国観光客が大きく増加。
  そのうち、中国・香港・ラオス・ノルウェー・ポーランド・フィリピン・タイ・
  スウェーデン・シンガポールの顧客数は、平均よりも高かった。
  一方、カンボジア・カナダ・韓国・日本等の顧客は減少している。

七:予算額が計画よりも高い(38.6%)。
  そのうち、輸出活動による売上が、より高くなり(45.3%)
  所得税が46.3%、土地所有税が47.5%だ。
  支出は、本年度予算のうち、10.3%だ。

八:天災・感染病による大きな損害により、複雑に変動する可能性がある


Vneconomy.net  2008年4月29日


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