ベトナムは 潜在力のある”アジアの虎”か
アメリカのWisconsin州の有名企業である
(Rockwell Automation Inc.・Oshkosh Corp等)が
ベトナムへの投資を同時申請している。
この国の目まぐるしい成長は、近所国である中国やインドの
経済発展による影響を受けていることを現した。
Gordon Pan氏は、先月ベトナムへ訪問した際
「ベトナムは、アジアの中で次に発展する。5〜10年前の中国と同様だ。」
と述べた。
Milwaukee州にある支部に、ベトナムへの投資機会を与えるため
本日、同州にて記者会見が行われた。
支援機関は、Milwaukeeに本部を置く
Vietnomics(営業コンサルティング会社)と
Hathaway-Nguyen Capital Management Inc.
(ベトナム証券市場に投資計画のある会社) だ。
以前、Milwaukeeの中国投資は、ヨーロッパ諸国やアメリカよりも遅かった。
このため
セミナー主催者は、ベトナムへの導入に遅れを取らない様努めるとした。
Jeff Browne Vietnomics創立者である、Public Policy Forum元会長は
「Milwaukeeの多くの企業は、世界の動向に遅れを取る可能性がある。」 とした。
Browne氏は今年末、ベトナムへ貿易出張団を派遣する予定だ。
目的は、Milwaukeeの強みである水整理技術の輸出促進だ。
先月、Goldman Sachsも
ベトナムは、2010年まで成長平均率8%を維持することができると評価した。
「ベトナム−アジアの虎」というテーマであるGoldman Sachsの報告書は
「ベトナムは中国同様、高い成長率を維持できる可能性が高い。」と書いた。
アメリカは、服・電子製品・靴の最大輸出先だ。
また、中国は機材調達の最大国だ(Goldman研究結果による).。
Duc Rodney Hathaway投資家/ Hathaway-Nguyen創立株主の意見によると
Wisconsinは、工業機材や農業機材を製造している。
これらの機材は、ベトナムの農業にとって必要なものであるため
この州は、ベトナムに深く導入することができる。
大きな利益
Hathawayは
1968年にホーチミン市で生まれ、アメリカ戦争勃発時にアメリカへ移住した。
Milwauke州における「ベトナムとの掛け橋作り」セミナーは
「輸出の土台作り」という目的がある。
近頃、Milwaukeeの役人は
この州では、世界中で必要な水の精製・再処理・塩処理等技術を持っている。
と述べた 。
体は小さいが足元が短くはない。
中国とインドは、アジアで有利な立場にあるが、ベトナムの足元も長い。
中国同様、ベトナムは社会主義国だが、オープンマーケット経済を持つ。
80年代初頭、ベトナムの経済は安い賃金にも関わらず
加工分野(服・靴・簡易電子製品)の輸出により発展した。
この2国は、外国投資家市場を拡大した。
それは、国営企業の民営化や超輸出の許可にまで発展した。
去年、ベトナムはWTOに加盟する150番目の国となった。
人口8500万人のベトナムは、中国の13億人とは比較にならない。
しかしベトナムは、世界で最も人口の多い15国の中にある。
去年のベトナムの経済成長8.3%は、インド(9.0%)や中国(11.4%)よりも低いが
他アジア諸国のマレーシア(5.7%)やタイ(4.5%)を遥かに上回った。
ベトナム人の平均収入は、中国・マレーシア・タイよりも低い。
また、他国よりも生産経費が安い。
Bruce Quinn Rockwellアジア戦略担当者によると
ベトナム政府は発展のため、様々な優遇政策を実施しているという。
Sanotc.com 2008年5月16日
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