ベトナム エネルギー輸入国へ
ベトナム石炭・鉱山グループによると
2010年、石炭産出は需要を1000万トン上回っているが
2012年以降、需要は供給を大きく上回り、石炭輸出国から輸入国になる見込みだ。
2012年より、ベトナムは3400万トンの石炭を輸入しなくてはいけない。
TKVの計算のよると、2020年以降、この輸入量は数兆トンになるという。
TKVの計算のよると、2020年以降、この輸入量は数兆トンになるという。
商工省によると
2010年、石炭の国内需要は3700万トン、2015年は9400万トン
2020年は1億8400万トン、2025年には3億800万トンになる見通し。
また、2010年の石炭生産予定量は4700万トン、2015年は6000万トン
2020年は7000万トン、2025年に8000万トンに留まる。
石炭原産国も当然、自国が使用するための資源を確保する。
このため、大量輸入は困難だ。
TKVは、今後のエネルギー源を確保するため
現時点で、石炭の輸入対策や戦略を立てることが必要だと提案した。
更に、TKVは商工省に対し
石炭を国家の独占商品にするための建議や
工業爆発資材の管理を促進すると共に
ワンニン省や紅河デルタにおける石炭生産の奨励政策の実施や
紅河付近における石炭調査・研究を行うことを提案した。
ベトナム通信社 2008年5月29日