年初来 全銘柄がダウン
2008年6月10日は
HOSEの取引1800回目の記念になった。
当日のVN-Index は6.12ポイントの下落率で、
全体で273ポイントに下がり、年初に比べ59.76％の減少になった。
この1ヶ月で最低の下落率であるが、
VN-Indexとして、370.45ポイントに下がった。
それにより、上場市場の時価総額は、年初より60％減になった。
ATPvietnamの計算によると、
ホーチミン証券取引所が行った
年初からの102回（1700回目?1801回目（6月11日））の取引では、
その内、70回が下落し、32回が上昇した。
VN-Indexは、6月11日には、370.45ポイントで取引を終了し、
年初より556.57ポイント下落し、 60.04％減少した。
去年の3月12日に記録された最高値に比べ、
VN-Indexは800.22ポイント下落し、
ベトナムの株価は68.36％値下がりした。
142銘柄及び41億9,700万証券により、
市場の時価総額は、2007年末に367兆9,000億ドンに達した。
ただ、現在、市場の時価総額まで168兆8,000億ドンまで下落し、
銘柄数154、証券数は49億2,100万単位に増えた。
6月10日まで時価総額が下落した銘柄は、
下落額が大きいものから、
STB（19兆4860億ドン）、
SSI（16兆1150億ドン）、
FPT(15兆4850億ドン)である。
その他にも、DPMが14兆4780億ドン、
VNMが12兆4450億ドン、
PPCが10兆8300億ドン下落している。
したがって、現在、HOSEで最大時価総額を持つ銘柄は
VNMであり（16兆6510億ドン）、
その次がDPM(13兆6420億ドン)、
VPL(10兆8000億ドン)である。
VPLがいまだ大きな時価総額を持つ理由は
年初よりこの銘柄の下落幅が一番小さいことによる。
VPLは21％しか下落しておらず、
その次が17％の下落率のPMSである。
追加発行による株価の調整を入れないと、
一番下落した銘柄はNTL（90％）であり、
その次がNAV（87%）で
BMC（86%）, UIC（85%）, SAM（83%）,
SSIとTCM （82%）, PJTとSC5（81%）、ALP（80%）が続く。
また、45銘柄が70％?80％下落した。
その中には、
上場したばかりのDQC, VHG, FBT, ASP, PIT, VSC, DXV銘柄も含まれる。
年初より株価が上昇している銘柄は１つもなく、
年初来、100％の証券売買が赤字となった。
ATPvietnam 2008年6月12日
