消費者物価急上昇 一段落
統計局によると、
2008年6月の消費者物価上昇率は2.14%。
5月(3.91%)に比べ、かなり落ち着いた。
専門家は、今年後半に向け、
経済状況に関する良い傾向と見ている。
6月の上昇率 2.14%を加えると、
現在、物価は2007年12月から18.04%増。
今年前半の6ヶ月間の平均上昇率は
前年同期に比べ20.34%増となった。
現在、物価は2007年12月から18.04%増。
今年前半の6ヶ月間の平均上昇率は
前年同期に比べ20.34%増となった。
上昇率が最も高いのは、
原材料、食品、飲食サービスで3.39%。
そのうち、食糧 4.29%、食品 3.05%である。
その他では、建設資材の上昇も目立った。
物価上昇率が徐々に減少することは、予想されていたことだが、
5月末に国内市場の管理チームは
6月のCPI成長率を2~2.5%と予想、
6月中旬の資料では約2.2%としていた。
統計総局の直近の資料では、
この割合は2.16%で、最終的には2,14%となっている。
計画投資省は、
・消費者物価上昇スピードが下がったこと
・マクロ経済の指標が良いこと
は、政府のインフレ抑制に関する8方策の
効果が出てきたため、としている。
金融専門家も、この方策の成果を認め、
年末の更なる成果に期待を寄せている。
国内市場に関する商工省専門家の予想によると、
年初から現在までの物価上昇の原因は、
需要と供給のバランスが取れていないことによるものではない。
この理由は、主に、ファンダメンタル及び”市場の歪み”から来るものである。
物価上昇がストップし、
各種商品の値段が再び安定してきている。
今年は米が大量に収穫でき、感染病も制圧されたため、
今後、食糧・食品の値段が安定すると期待されている。
Vietnamnet 2008年6月26日