WB ベトナムに50億ドルの無償融資
世界銀行(WB)は、
ベトナムのインフラ開発、改善を援助する目的で、
3億2,000万ドルを無利子融資することを発表した。
更にWBは今後3年間で、ベトナムに対し、
50億ドルを支援する意向を発表した。
6月27日、WBの取締役会は、
貧困撲滅活動(第7次PRSC7)へ1億5,000万ドル、
北部の道路開発に1億7,000万ドルを融資する予定。
貧困撲滅活動(第7次PRSC7)へ1億5,000万ドル、
北部の道路開発に1億7,000万ドルを融資する予定。
WBは、国際開発協会(IDA)と国際復興開発銀行(IBRD)の資金から
50億ドルを、今後3年の間にベトナムに融資する予定。
WBによると、この決定はベトナムの経済発展、安定した社会性、資源管理、
現代的な国政の進歩を認めた上でのこと。
PRSCは、2006年から2010年にかけ政府が経済発展計画を実現するのを
援助する目的でWBが行っている年次プログラムである。
現在、アジア開発銀行(ADB)と、
オーストラリア、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、日本等の多くの支援国が、
PRSC7に出資しており、予定総額は3億1,700万ドルに上る。
北部デルタ道路開発について、
WBは同計画により、インフラ問題が解決に向かうこと、
また、北部に新たに2つの水路を建設することを明らかにした。
同計画の実施目的は、2つの水路における事故を削減し、
河での営業活動を改善することにより、環境汚染を解決することである。
Vnexpress 2008年6月30日