ベトナム経済 回復の兆し
貿易バランスシートの改善、
証券市場の上昇、
不動産市場の積極的な変動などから、
ベトナム経済に回復の兆しが見えてきている。
Vietnam Newsの中で、Vu Huy Hoang商工省大臣は、
「6月のベトナム貿易赤字は7億2,500万ドルで、
4月の32億ドル、5月の19億ドルに比べかなり低い。」
と述べた。
「6月のベトナム貿易赤字は7億2,500万ドルで、
4月の32億ドル、5月の19億ドルに比べかなり低い。」
と述べた。
Standard Chartered Bankの最新報告書によると、
6月の貿易赤字は、08年6ヶ月の中で最も低かった。
同時に、輸出総額はここ半年で306億ドル(35.8%増)。
上半期の貿易赤字は142億ドルであった。
インド資金準備銀行総裁―Bimal Jalanは、
貿易赤字の改善により、ベトナムの財政力が高まり、
経済は早期に回復する、との見解を示した。
また、不動産市場倒産の恐れも少し落ち着いてきた。
この5ヶ月で、不動産投資に対する貸出資金は135兆ドン、
商業銀行の信用資金の10%を占める。
証券市場も上昇を続け、
7月18日には483.05ポイントに達した。
同時に、預金金利、貸出金利、
USD/VNDの為替レートが、先月に比べ下がった。
ベトナム統計総局によると、
上半期の外国投資資金は316億ドルを記録、
前年同期の3.7倍。
DBS Bank (Singapore)総裁-Yit Fan Wongは、
今のベトナムが抱える問題は短期的なものであり、
投資家や企業の営業戦略に影響はない、とした。
Sanotc.com 2008年7月23日