ブルーチップ ベトナム投資ニュース

2008年の21の指標中、
17の指標が計画を達成し、以下4つの指標が計画を満たす事が出来なかった。
・GDPと比較した社会投資総額
・貧困率
・就職率
・農村に対する衛生水道の供給

国会は、GDP成長率の7％への引き下げを批准した。
この成長率を達するために、今年後半のGDP成長率は7.5％を達さなければならない。

具体的な指標は以下の通りである。

　農林水業の生産総額の去年比4.3％増加、付加価値の3％増加。

　工業・建設分野の付加価値が9％以上でなければ、8％の増加に満たない。
　工業分野の生産価値16.5％達成。

　サービスセクター内、小売・社会サービス総額約925,000ドン（去年比27.4％増加）

　ベトナムを訪れる観光客のうち、今年末の時点で
　国際観光客数480万人（去年比9％増加）
　国内観光客1950万人（去年比13.5％増加）
　観光分野の売上約61兆ドン（去年比8.9％増加）

　運搬サービスが、経済社会開発の需要や、国民の生活向上に対応し、運搬分野の施設が急増する。
　08年の商品運搬量は去年比9.7％増加し、顧客運搬量は10.3％増加する。

　郵便テレコムサービスが計画を超え、
　国内5654万の電話回線を開設し、100人あたり65.5回線に増加。

　インターネットも632万回線を開設し、100人あたり7.32回線に増加。
　08年、郵便・テレコム分野の売上が77.8兆ドンに達するとの予想。
　（去年比16.1％増加、計画の18.2％超）

　国家予算の収入が358兆ドン（計画の11％超）
　うち、国内収入が198兆ドン（計画の4.9％超）、
　輸出入活動による収入が71兆ドン（計画の10％超）

　国家予算の支出が369兆ドンとの予想（計画の7.4％減）
　収入より59兆ドン高く、GDPの4％。

　計画投資省によると、08年末までにインフレ抑制政策の効果が現れ、
　12月のCPIが前年同期比25％増加する。

　全国の輸出総額が約612億ドルを達した（去年比26％増加）
　うち、繊維分野の輸出額が95億ドル（去年比22.6％増加）
　靴の輸出額が45億ドル（去年比12.7％増加）
　水産の輸出額が42.5億ドル（去年比13％増加）

　輸入の抑制対策により、08年の輸出額は800億ドル以下に押さえられる（去年比29％増加）
　輸入超過額は約190億ドル、輸出額の30％～31％にのぼる。

　輸入制限対策、為替レート政策が上手く適用されなければ、
　上記の輸入超過額はさらに高くなる可能性がある（210億ドル～220億ドル）。