統計資料の問題 輸入超過額の誤り
2008年6月、多くの報告書が統計総局により正式に公表された。
その中で、今年上半期の輸入超過額には、144億ドンという数字が使われた。
この数字について様々な意見があるが、全ての分析、評価が憂慮の意を現している。
この数字を見て多くの人は、
ベトナムの貿易バランスシートや、ベトナムドンの価値の確保に対し恐れを抱く。
ベトナムの貿易バランスシートや、ベトナムドンの価値の確保に対し恐れを抱く。
7月には、統計総局は再び08年6月の輸入超過額が下がったと公表した。
(13億ドル(3月・4月は30億ドル以上))。
この13億ドルと上記の144億ドルをあわせると、
上半期の超過売上は157億ドルになる。
しかし、統計総局の正式な発表では、上半期の輸入超過額は148億ドルである。
この差異について、説明出来る原因は一つしかない。
以前の数字は正確なものではなかった。
別の言い方をすれば、上半期の輸入超過額144億ドルという数字は、間違っていた。
この間違いは非常に大きい。
予想が正しくないことは、今までに何度もあった。
例えば、08年2月に統計総局は
「08年1月の輸入商品総額は72億ドルと、1ヶ月前の予想より55億ドル高い」
と知らせた。
また、今月商工省の情報によると、
7月の輸入超過額は8億減のため、上記の148億ドルを足すと、
年初7ヶ月の輸入超過額は156億ドルになるはずだが、
商工省はどのように計算したのか、
年初7ヶ月の輸入超過額を150.1億ドルと知らせた。
計画投資省は152.4億ドルの数字を出した。
現在、企業は営業戦略を作成するために、経済状況に関して正確な数字を必要とする。
この様な誤差は分析結果を歪めるため、
これらの誤った数字はマクロ・ミクロ経済政策のインフラではなくなる。
サイゴンエコノミックスタイムズ 2008年8月8日