不動産株式に警鐘
この1ヶ月、50%上昇した建設、不動産株式が多かった。
未上場市場では殆ど取引されていないが、
上場市場では多くの建設・不動産の株式が上昇している。
例えば、Thu Ducハウス開発株式会社の株式は、
9月3日に78,000ドンで取引されており、
1ヶ月前から49%上昇している。
また、第5建設株式会社のSC5株式が
49.91%上昇するなどした。
上場市場では多くの建設・不動産の株式が上昇している。
例えば、Thu Ducハウス開発株式会社の株式は、
9月3日に78,000ドンで取引されており、
1ヶ月前から49%上昇している。
また、第5建設株式会社のSC5株式が
49.91%上昇するなどした。
その他、Hoa Binhビル建設・販売株式会社のHBC株式、
Song Da住宅・工業団地投資開発株式会社のSJS株式も
急速に上昇している。
Vo Tuan Anh-Vien Dong証券株式会社仲介部長は、
この分野の株式急上昇には根拠がなく、
単に市場の傾向に合わせて
上昇しているだけだ、と分析している。
他の分野、特に金融、銀行分野の
上場企業の株価上昇には、
営業成績良好などの、理由がある。
不動産分野に関しては、
各社とも苦況は越えており、
特に銀行の借入れ問題は解決されている、
といった様々な情報が流れている。
だが実際、建設分野の見通しはまだ暗い。
未上場市場における株取引はまだ動きが鈍く、
銀行金利が高いこと、借入れ金返済が難しいこと
などの問題がある。
実際、既に実施中だった案件を除き、
現在、各不動産会社とも新規案件の実施を中止している。
この問題は当然建設会社に影響を与えることになる。
売上・利益の成長率が低い不動産会社の株式は、
連続して最高値まで上昇し、購入申請株数も大きい。
特に、他社に案件自体を売却せざるを得ない状況の
会社の株式も、上昇する傾向になっている。
Hien証券の専門家によると、
早くとも2009年末まで、不動産市場は回復しないため、
不動産株式に投資するにはリスクを予防する必要がある。
証券市場が下落する場合、
不動産株式がいち早く下がる可能性が高い。
労働者紙 2008年9月4日