FDI実施額 来年も今年並みと予想
11月18日、ホーチミン市で
「世界経済危機とベトナム経済」と題したセミナーが開催された。
その中で、計画投資省外国投資局のPhan Huu Thang局長は
「2009年の外国直接投資実施額は、
今年と同様約115億ドル~120億ドルとなる。」
との予想を発表した。
「2009年の外国直接投資実施額は、
今年と同様約115億ドル~120億ドルとなる。」
との予想を発表した。
この予想は、まだ実施されていない
約1,000億ドルの投資案件と今後の実施促進方策
に対する自信の表れである。
セミナー内で、ホーチミン証券取引所の某取締役は
「外国投資家が大量に株式を売却したが、
これは、換金するためではない。
ベトナム市場に投資しているファンドは
主にClosing Fundであり、
いずれも3~5年間のスパンで
ベトナム証券に投資する計画である。」
と語った。
それに、ベトナムへの投資額は、
外国金融機関の投資資金の中でも、極小額に留まる。
また、外国投資家は外貨管理規定により、
大量の資金を母国へ送金することはできない。
Tra氏は、ベトナム市場は今、成長スピードも速く、
利回り率も高いため、外国機関投資家にとって
他の証券市場より魅力的な市場となっている、とも話している。
ホーチミン証券取引所は各上場会社に対して
2009年1月23日までに第4四半期会計報告書の
提出を要請している。
上場会社の情報公開期限は2009年1月25日までだが、
今年は25日が日曜日のため、2日早まることになる。
ベトナム通信社 2008年11月19日