ブルーチップ ベトナム投資ニュース

各復員軍人会、将兵、建設専門家、技術家らがこの手紙を作成。
Keangnamグループに対し48階建てのビル、ホテル、
70階建てのビル骨組みの建設が約束通り完成されない場合は
1000億ドンの罰金支払要求をしており、
この資金はハノイ市貧困者支援基金に寄付され、
さらにハノイ市人民に謝罪を要求している。

復員軍人紙によると、この「賭け」提案の背景には、
経験豊富な建設専門家がKeangnam Hanoi Landmark Towerが
予定の1000周年までに完成することは絶対にないとの見解を示したことがある。

1000周年記念まで後700日のみ。11月の上旬まで、工事はまだエレベーター用の穴を掘る所までしか進んでいない。地下の土台すら未施行。

建設技術者の計算によると、土台の工事は2009年第2四半期まで完成予定。

48階建てビルは1階10日間のスピードで建設され骨組みの完成は2010年12月まで。
70階建てビルについて、骨組みの建設が一番早くても2011年末までに完成予定とされている。

施行進度ではなく、Keangnamグループ会長宛に送った手紙の
代表者はこの案件実施のためKeangnamが2億ドルを支出した根拠がないと強調した。

情報によると、Keangnam側はまだ約9億ドン及び約5400万ドルしか出さなかった。
そのお金は土地の借料、建設許可の申請手数料、建物の柱の建設、垣の壁の建設等に
支払われた。

ただ、KeangnamグループはSavills独占仲介代理会社を通じて
マンションの購入申請者（900アパートの約半分）から資金調達をし、
第1段階で3300万ドル以上を調達できた。
この案件はハノイ市人民委員会に優遇され、投資手続きも簡単になっている。

Keangnam側は、Ha Jong Suk −Keangnamグループ会長が誓約書を署名した。
Ha Jong Suk 会長は骨組みの建設がハノイ市1000周年記念の2010年10月に完成することを
約束。このグループは11月18日に上記の手紙の代表者と合意書締結希望を表明。
その他、Keangnamグループはすぐに国家銀行の国庫に1兆ドンの価値を有する
48階建てビルの6階の11つのアパート及びpenthouseの1つの高級アパートを担保とする。
Ha Jong Suk 会長は「これらのアパートを売っても1000億ドンに満たない場合は
追加に現金を出す。」とコメント。

これにより、Keangnamはもう一度専門家による計算に基づき
工事が計画通り完成可能かを確認、この約束の現実性を検証する。
このグループは12ヶ月内で建設完成を約束し、5000万ドルを前払金と提案。
Keangnam会長は「我々は約束を守る業者であることを証明したい。」といった。

Hanoi Landmark TowerはKeangnamグループにより2007年8月に起工された案件。
投資申請資金は10億ドルである。
Hanoi Landmark Towerは高級マンション、ホテル、ショッピングセンター、
オフィスビルを含み、48階建てのビル2棟（900個のマンション）と
70階建てのビル1棟の構成。
投資主によると、Hanoi Landmark Towerは世界でNo.17高いビルである。
これはハノイ市1000周年記念の工事。