ブルーチップ ベトナム投資ニュース

最も額が大きいのは
Bao Viet証券株式会社(BVS)の3000億ドンで、
REEの1650億ドン、Gemadept(GMD)が1170億ドンと
続いている。

これらの企業は、大規模な財政投資案件を持ち、
赤字となった主な要因は、
財政投資リスクの準備資金によるものである。
また、第3四半期と比較して、
BVSとREEが赤字額をやや減らした。

第3四半期末には、多くの証券が
第2四半期末よりも値を上げたこともあり、
それに伴って、多くの会社が資金を回収した。

そのため、多くの上場会社が
赤字を回避できた模様である。

銘柄	各期間の利益（億ドン）		資本金 　　（億ドン）
	第3四半期	年初～9ヶ月間
BVS	239	-3002	4500
REE	96	-1648	8079
GMD	-1606	-1172	4750
VNE	-433	-541	3200
TLT	-244	-529	699
MPC	908	-297	7000
TLC	-57	-216	998
BHS	-349	-185	1853
BBT	-48	-94	648
RIC	-231	-85	7360
BLF	-58	-50	500
MHC	-135	-46	1179
TCM	39	-26	2077
VTC	-12	-13	261
S91	-12	-2	150
IFS	-81	125	2914

第2四半期には、SSIとSAMが、
それぞれ、
1410億ドンと1130億ドンの損失を出したが、
第3四半期には、
それぞれ2610億ドン、1530億ドンの
利益を上げている。
また、BBC, HT1、TCRも赤字を防いだ。

年初以来、TLT、TLC、BBT各社の営業活動は、
さまざまな要因により困難な状況にあり、
3社共、第1、第2、第3四半期と
連続して赤字となった。
このため、これら3社は、
状況が改善するまで、営業活動を一時的に中止した。.

また、
VNEの第3四半期の営業成績は－430億ドルで、
第2四半期の－140億ドルより
マイナス幅を大きくしている。

その他
第3四半期に、GMDなど12社が赤字となった。
GMDの1600億ドン損失の主な原因は
長期投資品目を短期投資品目に変更し、
財政投資リスクの準備資金を引き当てたためである。
この準備資金の引き当てにより、
第3四半期の財政経費が2607億ドンに増加、
GMDは本年9ヶ月間で1172億ドンを損失した。.

GMDの他、
BHS (-350億ドン), RIC (-230億ドン), BLF, MHC,
VTC, S91, IFSら
7銘柄が赤字会社のリストに入っている。
これらのうち、IFSの-125億ドンを除き、
各社とも、
第3四半期の赤字額は第1、第2四半期と比較して
増加している。