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2008年11月24日

日本への繊維・被服輸出 09年の展望は楽観的


アメリカのみならず世界において経済危機が起こったことで
ベトナム繊維の輸出は大きな影響を受けており、
輸出業者は新しいルートを探す必要に駆られている。

一番差し迫った危機は、発展国の経済衰退である。
消費需要が減っている。
理論的には経済衰退の際には、安い商品に対する需要が高まるため、
ベトナムの輸出商品は引き続き消費市場を確保でき、高成長率になる可能性がある。
ベトナムの繊維分野は、EPA有効後に日本市場の開発を促進することができる。
EPAの締結後、日本への繊維商品の輸出税が0%になるためだ。

日本へのベトナム繊維輸出総額(統計資料)
9月度:7,480万ドル(8月より8.74%減、前年同期比17.9%増)
9ヶ月間:6億70万ドル(前年同期比14.78%増)

この成長率は悪いものではない。
成長率が9~10%で維持されていることは、
日本市場開発に対するベトナム企業の意気込みを表している。

この9ヶ月における、日本への輸出額の増加の要因は、
主に、着物・シャツ・スカート等の商品の輸出額が急増したことにある。

08年度、日本へ輸出されたベトナム製の衣服は、
輸出額として54%を増加したが、輸出量は0.15%減った。
輸出単価が前年同期より平均54%上昇し、1着当たり231ドルにのぼる。
以下は商品別データである。

ベトナム製Tシャツ:
輸出量:1,560万枚(128%増)
輸出額:5,590万ドル(135%増)
単価:1着平均3.58ドル(3.3%増)

ベトナム製シャツ:
輸出量:770万枚(37.27%増)
輸出額:5,210万ドル(35.15%増)
単価;1着平均6.74ドル(1.54%減)

ベトナム製ジャケット:
輸出量:13%増
しかし、価格減のため、輸出額の増加は9%に留まる。

ベトナム製スカート:
輸出額:83.8%増


Vneconomy.net 2008年11月24日


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