投資家心理に左右される今後の証券市場
年初からこれまでVN-Indexは3営業日連続上昇したことがなく、
マクロ及びミクロ経済の停滞により非常に変動しやすくなっていると言える。
証券投資紙 2009年2月13日
マクロ及びミクロ経済の停滞により非常に変動しやすくなっていると言える。
投資家心理はBBT、TRI、REE、VTA、BHS、VHGの銘柄が
HOSEの監査対象になった後、非常に悪化している。
これらの会社は2008年の利益がマイナスであった。
HOSEの上場1号REEは2月10日、最安値ストップ値のまま取引を終え、
約100万単位が売り出された。
その他、2008年第3四半期までが赤字で、
第4四半期の会計報告書をまだ提出していない会社への関心も高い。
今後も、監査対象になる銘柄がまだ続けて出て来るだろう。
年初から今までVN-Indexは3営業日連続上昇したことがない。
相場は投資家の心理的要因(①所得税納入期間が2009年5月31日まで延期、
②経済成長を支えるための財政支援パッケージに関する実施ガイドライン通達No.02)
があったため2営業日連続上昇した。
アメリカ等他の主要国市場は、
アメリカ政府による8000億ドルの財政支援承認により最近、回復傾向になっている。
投資家はVN-Indexの回復のための情報への期待が大きい。
ただ、悪い情報も少なくない。
統計資料によると、経済危機の間接的な影響がベトナム経済にも大きく、
1月の工業生産は2008年1月より4.4%減、
1月のFDI申請総額が1.85億(2008年1月の10.8%)、
FDIの実施総額が3億ドル(2008年1月の79%)、
1月の輸出総額が38億ドル(2008年12月より18.6%減)となった。
繊維製品、水産物、コーヒー、木材は輸出量、額とも減少した。
現時点のベトナム証券市場に与える要素について、
Ken Tai-Kim Engグループ専門家は以下のとおり考える。
為替レートがVN-Indexに影響を与える。
この12ヶ月でUSD/VNDの為替レートが1ドル約18,000VNDで取引され、
多くの投資家が2010年2月に1ドル20,000ドンになることを期待している。
ベトナム人投資家が現時点でベトナム証券市場に積極的に投資しない理由は、
為替レートの15%の上昇を期待しているからである。
VN-Indexが300ポイント以下に落ちた時に、
株価が本当に安いと言えるのだろうか。
VNDirect証券株式会社はHSBCの資料で比較した結果を発表した。
VN-Indexが300 - 310ポイントの間で変動すると、
ベトナムの上場企業のPERが平均9.2倍~9.5倍である。
他の市場のPER変動と比較してみると、
S&P500 (アメリカ)のPERが一番低い時で5倍であった。
アジアのMSCI指数(日本を除く)のPERが
一番低く落ちた1997年の経済危機の時で10倍であったが、
2008年10月記録的に7倍に落ちた。
従って、他の証券市場のPER変動と比較すると、
ベトナムの現在のPERが底値とはいえない。
VNDirect証券は同時に年初からのベトナムの上場企業のPERを
アジア市場のPERと比較した。
現在、ベトナムのPERが9倍であり、アジアの平均(11倍)より低い。
具体的にはタイ(7倍)、インドネシア(8倍)より高いが、
中国、インド、フィリピン(10倍)、マレーシア(12倍)、香港(13倍)、台湾(20倍)より低い。
ただ、ベトナムの上場企業のPBRは1.56倍であり、
アジア地域の平均(1.3倍)より高い。
HOSEの監査対象になった後、非常に悪化している。
これらの会社は2008年の利益がマイナスであった。
HOSEの上場1号REEは2月10日、最安値ストップ値のまま取引を終え、
約100万単位が売り出された。
その他、2008年第3四半期までが赤字で、
第4四半期の会計報告書をまだ提出していない会社への関心も高い。
今後も、監査対象になる銘柄がまだ続けて出て来るだろう。
年初から今までVN-Indexは3営業日連続上昇したことがない。
相場は投資家の心理的要因(①所得税納入期間が2009年5月31日まで延期、
②経済成長を支えるための財政支援パッケージに関する実施ガイドライン通達No.02)
があったため2営業日連続上昇した。
アメリカ等他の主要国市場は、
アメリカ政府による8000億ドルの財政支援承認により最近、回復傾向になっている。
投資家はVN-Indexの回復のための情報への期待が大きい。
ただ、悪い情報も少なくない。
統計資料によると、経済危機の間接的な影響がベトナム経済にも大きく、
1月の工業生産は2008年1月より4.4%減、
1月のFDI申請総額が1.85億(2008年1月の10.8%)、
FDIの実施総額が3億ドル(2008年1月の79%)、
1月の輸出総額が38億ドル(2008年12月より18.6%減)となった。
繊維製品、水産物、コーヒー、木材は輸出量、額とも減少した。
現時点のベトナム証券市場に与える要素について、
Ken Tai-Kim Engグループ専門家は以下のとおり考える。
為替レートがVN-Indexに影響を与える。
この12ヶ月でUSD/VNDの為替レートが1ドル約18,000VNDで取引され、
多くの投資家が2010年2月に1ドル20,000ドンになることを期待している。
ベトナム人投資家が現時点でベトナム証券市場に積極的に投資しない理由は、
為替レートの15%の上昇を期待しているからである。
VN-Indexが300ポイント以下に落ちた時に、
株価が本当に安いと言えるのだろうか。
VNDirect証券株式会社はHSBCの資料で比較した結果を発表した。
VN-Indexが300 - 310ポイントの間で変動すると、
ベトナムの上場企業のPERが平均9.2倍~9.5倍である。
他の市場のPER変動と比較してみると、
S&P500 (アメリカ)のPERが一番低い時で5倍であった。
アジアのMSCI指数(日本を除く)のPERが
一番低く落ちた1997年の経済危機の時で10倍であったが、
2008年10月記録的に7倍に落ちた。
従って、他の証券市場のPER変動と比較すると、
ベトナムの現在のPERが底値とはいえない。
VNDirect証券は同時に年初からのベトナムの上場企業のPERを
アジア市場のPERと比較した。
現在、ベトナムのPERが9倍であり、アジアの平均(11倍)より低い。
具体的にはタイ(7倍)、インドネシア(8倍)より高いが、
中国、インド、フィリピン(10倍)、マレーシア(12倍)、香港(13倍)、台湾(20倍)より低い。
ただ、ベトナムの上場企業のPBRは1.56倍であり、
アジア地域の平均(1.3倍)より高い。
証券投資紙 2009年2月13日