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2009年03月07日

ホーチミン市にICチップ工場建設へ


Sai Gon工業公社 (CNS)は、ホーチミン市人民委員会に対し、
欧州からの技術支援を受けて建設するICチップ生産工場の申請書類を提出した。
この工場の生産能力は年間3億個である。


3月4日、Tran Van Tho-CNS社長は
ホーチミン市人民委員会に対してこの案件の概要を報告した。
この案件の投資総額は約1.9億ドルと想定され、そのうち1.5億ドルが機材調達費、
残りが建設 / 設計 / 技術移転等経費に充てられる。

CNSの分析結果によると、現在、ベトナムはICチップを外国から輸入に100%依存している。
一方、ベトナム国内のICチップ需要は、毎年23%増加している。
現在、ベトナムのICチップ需要は年間10億ドルであるが、2012年まで20億ドルになると予測される。

CNSの計画によると、このICチップ生産工場はコンピューター、民生用エレクトロニクス、
通信、医療機器、オートメーション化等5つの分野の需要を中心に対応する。
建設期間は5年間であり、最初の2年間がインフラ整備及び機材調達の期間である。
生産開始後の売上高は年間約1.15億ドルと予測される。

ホーチミン市の需要喚起が期待される本投資案件の許可決定は、
Le Hoang Quanホーチミン市人民委員長により署名された。
同決定によると、ホーチミン市人民委員会が当該案件の借入金利の100%を支援する。



サイゴンエコノミックスタイムズ 2009年3月6日

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