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2009年03月12日

2009年ベトナム貿易政策


今後、ベトナムの貿易促進政策は国際社会に
より広く深く参入していくため、また安定した発展を確保するため、
様々な変更の必要に迫られている。


この20年間、ベトナム経済は急スピードで成長し、
それまでと比べ国際経済により深く参加するようになった。
先日、正式にWTO加盟を果たしたことにより、
ベトナムの貿易政策は、長期の発展戦略の中で、
重要な役割を持つこととなった。

WTO加盟に基づく輸入税引き下げ

ベトナムは輸出入税の減税を行い、輸出需要や国内の需要に結びつけたいと考えている。
ベトナムは今後5年から7年後の間に、
輸入税の平均税率を17.5%から13.4%に下げる予定だ。
中でも、農産物の輸入税は23.4%から20.9%に、
工業製品は16.8%から12.6%に下がる予定。

他にも、3年から5年後の間に、
IT分野、繊維、医療機材等の自由化協定に参加し、減税を行う予定。

一方で、砂糖、卵、家禽肉、タバコ、塩等の輸入税は現状維持の予定。
現在の輸入税率は卵 40%、粗砂糖 25%、精製砂糖 40%、
タバコ 30%、塩 30%となっている。

税関の壁を撤廃

ベトナム貿易促進政策によって、輸入量の制限、輸入許可の発給等の
税関手続きを排除する予定。
しかし、輸出禁止商品や輸入制限品のリストは維持する。

管理能力の向上

また、人間や家畜などの健康と環境を保護するため、
WTO規定に基づいた衛生管理の向上に努める。
中でも、食品の品質、衛生安全に関する規定を強化する構え。
その他、国家安全を確保するため、
WTO規定や国際条約に基づき、貿易違反の防止に努めていく。



Vneconomy.net  2009年3月11日

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