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2009年03月20日

3月CPI ハノイ・ホーチミン両市とも横ばい


ハノイ、ホーチミン両市の消費者物価指数(CPI)は、
年初2ヶ月は上昇したものの、3月は、ハノイ-0.07%、ホーチミン+0.03%と、ほぼ横這いとなった。


ハノイ市

3月19日の統計総局の発表によると、
2009年3月にハノイ市のCPI上昇率が先月より0.07%減少した。

CPIの計算対象になる10グループの商品のうち3グループは、今月値下がりした。
一番値下がり率が高いグループは交通運賃、郵政テレコムであり、先月より0.36%減少した。
2月9日以降、ディーゼル価格は1リットル当たり500ドン値下がりしている。

次いで、飲食グループが0.27%減少した。
一方、住宅・建設資材の価格は0.01%上昇した。
ハノイ市においては残りの7グループの価格は大きく変動していない。
服、靴、帽子等が先月より0.5%上昇、
残りの医療サービス、タバコ、ドリンク等が0.12%~0.39%上昇した。

3月にハノイ市のCPIがかなり低下したが、
年初3ヶ月を通したCPI上昇率は、2008年末より1.22%増えている。

ホーチミン市

ハノイ市のCPIがやや低下する一方、ホーチミン市のCPIはやや上昇している。

ホーチミン市では3月のCPI上昇率が0.03%であるため、年初3ヶ月でCPIが1.38%上昇した。

値下がりした3グループの商品は交通運賃、郵政テレコム(1.1%減少)、
その他サービス(2.13%)である。
住宅・建設資材は0.82%の上昇率となり、年初3ヶ月を通してみると最も上昇したグループである。
その次はドリンク、タバコ(0.6%上昇)、飲食(0.18%上昇)である。
残りのグループは先月より0.04%~0.2%上昇にとどまった。



新ハノイ紙 2009年3月20日

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