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2009年04月04日

ベトナムでのインターネット利用者は増加傾向


インターネットを通じて情報の収集や
電子新聞の閲覧、E-mail、チャットをする
ベトナム人は年々増加している。


これは、市場研究調査会社-TNS MediaとYahoo!が
2008年12月に行った
ハノイ市、ホーチミン市、Da Nang市、Can Tho市の
インターネット利用者1,200名を対象にした
「ベトナムにおけるインターネット使用傾向」の
調査研究の結果である。

この調査は
マーケティング社、情報通信会社に対して
ベトナム人のインターネットの使用に関する情報を
提供するために行われたものである。
この調査を通じて、
各社はベトナムの消費者に対して
適切なインターネットのマーケティング戦略を
策定することができる。

この調査の結果によると、
ベトナムの四大都市では、
人口の42%がインターネットを利用している。
また、毎日のインターネット接続の平均時間は
2006年の22分から2008年の43分に増加した。
現在、テレビの視聴時間は1日当たり233分で、
2008年中に21%減少したものである。

さらに、自宅でのインターネットへの接続しての
各種検索もより普及しつつある。
インタビューに応じた人のうち55%が自宅で、
19%がネットカフェで、20%がオフィス、1%が携帯電話で、
2%が友人宅で、2%が学校や公的図書館で
インターネットを用いて各種の検索をしているという。

このようなインターネットの検索の
主な目的は情報の収集である。
82%の人がGoogle等の検索ページで情報を探し、
90%の人が電子新聞で情報を得ている。
また、73%の人がチャットを、58%の人がメールを
利用している。
このうち、ベトナムでは95%の人が
Yahoo! MessengerとYahoo! Mailを利用している。

ただ、電子売買のあまり積極的に行われておらず、
7%の消費者がインターネットを通じた商品交換を、
8%が商品売買を行い、
6%がインターネットを通じて収益を上げている。
ただ、オンライン広告に対する関心はかなり高く、
30%の人が掲載された広告をクリックした。

Vu Minh Tri-Yahoo!Vietnam社長は
オンライン広告が今後急速に発展することを信じ、
ベトナムにおけるインターネット利用者も
2010年まで2800万人に増加すると予測した。
そのほか、経済衰退期において
経費節減のために
オンライン広告を選択する会社が
多く出てくるとしている。

また、同氏は、
ベトナムにおけるオンライン広告市場は
まだ規模は小さいが、
発展潜在力は高いとしている。



サイゴンエコノミックスタイムズ 2009年4月3日

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