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2009年04月16日

「ワイアレス都市」整備 数兆ドン必要


「ワイアレス都市」を整備するためには数兆ドンが必要である。
ハノイ市の電線ネットワークは全て露天になっている。
それはハノイだけではなくベトナム全国の問題である。


この現状は都市の景観に対する反感を作ると共に、
交通安全に影響を与える。

現在、ハノイ市においては17社が通信線を管理し、
1社の電力会社と1社の証明会社が
露天電線ネットワークを管理している。
2007年より、ハノイ市は電線を地下に移動する計画を
2008年の経済社会開発計画の中に入れ、予算も作ったが、
現在まで各種の線の管理機関が実施計画を出していない。

Dinh Tien Hoang通り、Hang Khay通り、
Nguyen Thai Hoc-Kim Ma通り、Van Cao-Tran Duy Hung通り、
Hai Ba Trung-Thanh Nien通りの5つの通りは
試験的に電線の地下工事を行った。

しかし、この「ワイアレス都市」を実施するための経費が
なかなか大きな問題である。
5つの通りにおける施行工事の実施経費は2200億ドンになった。
そのうち、ハノイ市が1300億ドンを支出した。

計算によると、地下工事の1キロメートルあたりの
経費は約120億ドンである。
従って、ハノイ市の140通りの通りごとに
100キロメートル地下工事するためには
数兆ドンを支出する必要がある。

Le Van Duc-ハノイ市建設局副局長は
「地下工事をするうち、30%の線は使用されていない。
ある線は20年、30年経っている。
これらの線を使用する機関は、使わなくなった時に回収せず、
外さなかった。理由は線を外すための経費がかかるからである。
また、この行為に対する処罰制度がまだない。」
と述べた。

ハノイ市は各機関、会社に対してまだ地下工事が
行われていない通りでケーブル、電線を架けることを禁止した。
必要な場合は建設局が臨時的に電線、
ケーブルを架けるための許可を発給するが、
交通安全及び都市の景観を確保することが条件として求められた。



Vneconomy.net  2009年4月15日

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