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2009年04月21日

預金金利が魅力的なベトナムドン


2009年4月9日~15日の間、
各銀行においてベトナムドンの預金金利が
上昇傾向にある。
一方、米ドルの預金は引き続き下落傾向である。


具体的には、まず、
ベトナム商工銀行とメコンデルタ住宅開発銀行の
ベトナムドンの預金金利は
各期限で年間0.1%~0.4%上がる。
また、VIPバンクは預金期限12カ月以下の
ベトナムドン預金金利を
年間0.1%~0.2%引き上げた。
一方、ベトナム投資開発銀行、商工銀行、
Vietcombankが、
米ドルの預金金利を
年間0.1%~0.6%引き下げた。
また、ベトナム投資開発銀行は
預金期限12カ月の米ドル預金に対して
年間2.0%の金利を適用している。

国家商業銀行セクターは
預金期限3カ月、6カ月、12カ月の
ベトナムドン預金に対して
それぞれ年間7.1%、7.3%、7.74%の金利を適用している。
一方、同用の米ドルの預金金利は
それぞれ1.64%、1.98%、2.43%を適用している。

また、民間商業銀行セクターにおいては、
上記の3期限のベトナムドンVND預金金利は
それぞれ7.51%、7.67%、7.95%が適用されている。
一方、米ドルの預金金利は
それぞれ2%、2.2%、2.52%である。

現在、預金期限18カ月、24カ月、36カ月の
ベトナムドンの預金金利の最高は年間9%である。
この金利を適用しているのは
ホーチミン市ハウス開発銀行である。
このように、
現在、預金商品は様々な種類がある。

預金金利は、
ベトナム政府が中長期の貸し出に対して
4%の金利支援制度を適用した後、
全体的に上がる傾向にある。

各銀行は、
企業の借入需要に対応すると共に、
経費支出における障害を減少させるため、
資金の調達を進めている。
ただ、現在のような経済状況においては
市場の余剰資金は乏しく、
一部の資金は証券市場に流入しており、
銀行への預金は敬遠される傾向にある。

また、金利交渉で貸出金利は下がる傾向にあり、
消費に対する貸し出は促進されているが、
様々なリスクが存在している。

貸出金利は、先々週より安定する傾向にある。
国営商業銀行セクターの
ベトナムドンの短期貸出金利は年間8.5%~10%、
中長期は年間10%~10.5%が適用されている。
また、民間商業銀行セクターの
ベトナムドンの貸出金利は
年間10%~10.5%、
米ドルの貸出金利は年間6%~7%である。

先週、商業銀行のUSD/VNDの為替レートは
17,783VND~17,786VNDで変動しており、
市場では米ドルが連続的に上昇、
4月18日の米ドルの購入値は1USD/18,100VND、
売却値は1 USD/18,150VNDであった。

また、あるルートでは、
売却値1 USD/18,160VNDを適用した。
そのほか、市場の米ドルは、
週末に上昇する傾向にあり、
先週では、週の終わり価格は
週の初めより200VND高く、
各銀行の価格より1USD当たり
370VND高値で取引されている。


Vneconomy.net 2009年4月20日

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