ブルーチップ ベトナム投資ニュース

52%の人民が節約
アジア地域の中で、ベトナム人は一番楽観的に考えると評価されたが、
インタビューを受けた人の52％が2009年に消費を節約すると答えた。

Ralf Matthaes－TNSベトナム社長は、
4月20日ハノイ市にて行われた「デフレ時期でブランドアップ」
のセミナーにおいて以下の情報を発表した。

2008年9月から2009年1月までの4ヶ月間で、
経済の将来に対するベトナム人の楽観視傾向が急速に下がった。
経済が今後もっと悪くなると考える人が増え、18％から35％に増加した。

経済に対する悲観は失業の恐れと共に存在する。
失業の心配率が9％から4倍の46％に増加、
健康、家族・自分自身の項目に次いで
3番目の「とても怖い」項目になった。
ベトナム人の生活基準も急速に下がると予想される。
一番に節約される品目は遠足、外食等であるため、
サービス分野の売上が今後大きく減ることが予想される。

次いで電化製品（テレビ、洗濯機等）、
個人用の電子機材（携帯電話、PC等）、
移動経費等の「不必要」の品目である。

ベトナム人は健康に対して大変留意するので、
医療製品、医療サービス等の支出は安定的に維持される。

調査結果が一番印象的だった分野は教育分野である。
この分野は経済衰退の時期でも成長する唯一の分野である。

Ralf Matthaesは、
｢ベトナム人は賢い消費者であり、教育は将来の発展のために
重要な基礎である。｣と述べた。
「made in Việt Nam」に対する「金の機会」
ベトナム消費者の状況は4ヶ月前より多少暗くなったが、
TNSはベトナムはアジアの中で発展潜在力の大きい国と評価する。

年間平均1000ドルのGDPにより、
ベトナム人の消費者は段々裕福になっている。
さらに、消費の成長率はGDPの成長率より2倍の速さで増加している。

52％の人が節約を意識するが、
そのうち47％は日常生活の消費の10％しか切り詰めない。

ベトナム人の消費の成長率は驚くほど高く、約20％であり、
アジアの中で最高で、中国とインドを超える。

ベトナム人はスーパーマーケット、ショッピングセンター等の
現代的なショッピングルートを使うので、
これらの施設がどんどん増えている。
「ブランド製品」を選ぶ人は段々多くなっている。

特に、収入の高い人は急速に増加し、この3年間で2倍に増えた。
TNSによると、裕福なベトナム人が今のように増えたことは今までにない。
大都会でお金持ちになった人は5％から30％に増加した。
これらの人達は数多くの分野、
特にブランド製品の販売分野にとって助け人と呼ばれ、
経済危機もお金持ちの人のショッピング習慣には影響を与えていない。

Ralf Matthaesによると、
現在「Made in Vietnam」に対して金の機会である。
安い中国製品に対するベトナム人消費者の感覚が変わり、
特に「Made in China」の食品が非安全であることは
ベトナム人にとって常識になっている。
従って、この機会を利用して、
ベトナム製の商品を農村にまで販売するネットワークを拡大すれば、
今後ベトナム製の商品には多くの需要がある。