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2009年04月23日

RNCOS、ベトナムへの観光客増加と予測


世界中の市場研究・サービス提供会社- RNCOSは、
ベトナムへの観光客は今後4年間安定的に増加し、
2012年には520万人に達する可能性があると予測した。


2012年までのベトナム観光分野の開発調査報告により、
RNCOSは、2008年には約425万人の外国観光客がベトナムを訪れたが、
今年は430万人、2010年に450万人、
2011年には520万人に増えると予測した。

この予測はベトナム観光総局の予測と同様である。
2008年の観光客は2007年より0.6%増、425万人に達した。

ただ、RNCOSの予測は、世界中の観光分野が
国際経済衰退に対面している状況に合わないという意見がある。

Ông Tony Chisholm-Sofitel Dalat Palace社長によると、
ベトナム観光分野は今から2009年10月まで困難な時期に入るので、
ホテルの部屋稼働率が引き続き減り、
最低時期には50%以下になる予測がある。

CBRE不動産会社も調査結果を発表した。
2009年第1四半期にハノイ市の5つ星のホテルの部屋稼働率が
約52%にしか達さず、前年同期より10%減。

今年の夏は去年の夏より悪く、ビジネスの観光客が急速に減。
ハノイ市における5つ星ホテルの部屋代が急速に下がり、
一泊140ドルになった。

観光統計総局の統計によると、
2009年第1四半期にベトナムを訪れる外国人観光客が
前年同期より16%減、992,000人にしか達しなかった。
特に、重点市場から来る観光客がかなり減っていて、
韓国人25.7%、中国人23.6%、日本人が11.7%減った。

しかし、RNCOSによると、ベトナムは安全的な到着地であるため
引き続き観光客を集客出来る。

RNCOSの予測によると、外国観光客は
2008年の41万人から、2009年は457,000人に増加、
2010年513,000人、2011年581,000人、
2012年には657,000人に増加する。
年間の増加率は平均13%である。
この13%は外国へ行くベトナム人観光客の増加率の11.6%より高い。



サイゴンエコノミックスタイムズ 2009年4月22日

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