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2009年04月27日

3年間で最大270億USDを借款予定


ベトナム政府のウェブサイトによると、
2009年~12年にかけて、
ベトナムの外国からの中長期的な借款は
最大で250億~270億USDと計画され、
この額は、2005年~08年より65%増となる。

外国借款は、社会全体の投資総額の16%を占め、
2012年のGDPの約6%と相当する。
そのうち、公的セクターの借款は180億~190億USD、
民間セクターの借款が約70億~80億USDである。

ベトナム政府は2009年~12年の
社会全体の投資調達資金が
GDPの40%に達すると計画している。
そのうち、ベトナム国内での調達資金が約65%、
外国借款が約35%を占める。

これらの外国からの調達資金は、
外国からの直接投資のほか、
ODA援助、外国間接投資資金、国債の発行、
在外ベトナム人の送金により形成される。

また、2009~12年のベトナムの外国借款
約110億~120億USDの内訳として、
ODA約75億~80億USD、
国債の発行を含む貿易用借款が35億~40億USDである。

さらに、外国借款の支出の枠組みについては、
国家予算のバランスを確保するための資金として
約60億~65億USD、
貸出用資金として約50億~55億USDを予定している。

なお、ベトナム政府は
中長期に健全な借款の割合を維持するため、
外国借款をGDPの50%以下を抑えるとしている。

現在、具体的な数字として、外国借款はGDPの45%、
輸出総額と比較した場合の現在の外国借款がGDPの200%、
商品・サービスの輸出総額と比較した
借款の毎年の返済義務がGDPの25%、
国家予算の収入と比較した場合の返済義務がGDPの12%、
短期借款と比較した場合の外貨準備資金が
GDPの200%となっている。


Vneconomy.net 2009年4月27日


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